プロが使いやすさを実感! 掃除の手間が減った「お風呂場の収納アイデア」3選

ライフスタイル
2021.10.24

文/のぞみ

狭いお風呂場でシャンプーやボディーソープ、掃除用具など、こまごましたモノの収納場所で困っていませんか? 濡れたまま放置しておくと、ヌメリが出たりカビが生えたりと、掃除も余計に面倒になってしまいますよね。そこで今回は、掃除の手間が減るお風呂場収納をご紹介します。合わせて、少ない道具で簡単にできる掃除方法もお伝えするので、ぜひ参考にしてくださいね。

1.シャンプーやボディーソープは「乗せるだけ収納」でOK

シャンプー

シャンプーやボディーソープを浮かせる収納方法は、掃除をするときにわざわざ持ち上げなくていいのが魅力。S字フックにひっかける、ホルダーを取り付ける……など浮かせる収納にはいくつかありますが、筆者宅ではタオルラックに乗せるだけ収納を採用しています。ただ乗せるだけでも、壁との隙間にぴったりと合って、倒れることなく安定しますよ。

また、シャンプーの詰め替えには、詰め替えパックをそのまま取り付けることができる「スマートボトル」を愛用。パックの蓋を開けてボトルにセットするだけで、手間がほとんどかかりません。わざわざボトルを洗う必要がないのもうれしいポイント。さらに、底の部分が空いているのでヌメリに悩まされにくく、いつでも清潔に保てるところもお気に入りです。

2.お風呂の蓋は「立てかける収納」が便利!

お風呂の蓋

最近までジャバラ状のお風呂の蓋を使用していましたが、凹凸部分にカビが生えやすく、掃除のしにくさに不満を感じていました。そこで、3枚組の板状の蓋に買い替えたところ、一気に蓋の管理がラクに!

2枚組にするか3枚組にするか迷いましたが、子どもも持ち上げることを考え、大きすぎず重すぎない3枚組を選択。蓋の収納には、『tower』の「乾きやすいマグネット風呂蓋スタンド タワー」に立てて置いています。壁と蓋の間に隙間があり、濡れたままの蓋もすぐに乾きやすいのが魅力です。また浴槽から浮かせられるので、お風呂掃除の邪魔にもなりません。

早く買い替えればよかった! と思うほど、大正解の組み合わせでした。

3.壁収納は「マグネット式」がおすすめ

シャワーフック

子どもがお風呂に入るとき、「高いところのシャワーフックに届かない」「中途半端な位置が使いにくい」と感じたことはありませんか? そんなときは、マグネット式のシャワーフックが便利です!

もともとは鏡の左側の高い位置にシャワーフックが付いていましたが、右側の低い位置へ新たにフックをつけたことで、子どもも大人もラクに届き、右手でムダな動きなく戻せるようになりました。

元々あるものを無理に使おうとせず、便利な方法を探すことも大切ですね。

マグネットフック

泡立てネットや夫のひげ剃りも、マグネットで取り付けられるフックに引っかけています。

風呂場の壁収納はマグネット式を選ぶと、吸盤式よりも汚れやカビが付きにくく、壁に跡が残ることもありませんよ。

+α お風呂掃除は「簡単2ステップ」で手間をかけすぎない

お風呂掃除

最後にお風呂掃除のコツをご紹介! 筆者宅のお風呂の掃除は、最後に入った人がすると決めています。毎日の掃除はたったの2ステップ。

『セリア』のキッチンスポンジにシャンプーを少量つけて、浴槽をさっと洗って流すだけ。そして仕上げに、水切りワイパーで鏡や床の水分をきり、水アカやカビを予防します。

簡単で手間いらずな掃除方法なので、夫や子どもも負担にならず、家事分担をお願いしやすいですよ。

週に1度、週末には浴槽や蓋、鏡、蛇口付近、扉、床まで、お風呂場全体を念入りに掃除をします。排水溝には「キッチン泡ハイター」をかけて、臭いやヌメリ、カビをしっかり予防。個人的に、お風呂用のカビハイターよりも「キッチン泡ハイター」のほうが匂いが少なく、おすすめです。

排水溝掃除

面倒なお風呂掃除は翌日に繰り越さず、お風呂場が暖かいうちに掃除しておくほうが短時間できれいに!

特別なスポンジや洗剤は必要なく、手荒れしないいつものシャンプーと手に入りやすいやわらかいキッチンスポンジでお風呂掃除は簡単にできます。掃除用具や専用洗剤を複数持っている人は、本当に必要なモノだけに整理してみてもいいかもしれません。

壁や床になるべくモノを置かず、浮かせる収納にしておくことは、掃除をより簡単にするポイント。普段は2ステップの簡単掃除、週末には念入り掃除……とメリハリをつけ、いつでも清潔なお風呂場で気持ちのよいバスタイムを過ごせるといいですね。

のぞみ
シンプル志向の整理収納アドバイザー・ライター。「暮らしもこころも かろやかに」をテーマに、ものとじぶんとゆっくり向き合える、続けやすい暮らしのちいさな仕組みを提案しています。Instagram▶@non.karoyakani

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