文・西田彩花
基本のアイラインの引き方は3つのポイントを押さえて
基本のアイラインの引き方をマスターするだけで、イメージがグッと変わります。アラサーは、目元の輪郭がぼんやりし始める時期でもあるので、さり気なくフレームを強調すると良いでしょう。
押さえるポイントは3つだけ!
1. 片手でまぶたを軽く持ち上げるようにしながら、まつ毛の隙間を埋めるよう、点を置くような感覚で細いラインを引いていきます。まつ毛の根元が太く見え、増毛したような錯覚効果も!
2. ラインは目のカーブに沿って引くと、しっかりフレームが強調されます。デカ目&引き締め効果がありますよ。
3. 目頭部分までがっつりラインを引くと、パンダ目になりやすいうえ、ケバケバしい印象になってしまいがち。目頭側は4、5ミリ程度空けるようにして。奥二重や末広二重の方などは、まぶたがかぶさっている部分を空けるようにすると自然です。
また、「ビューラー→アイライン→アイシャドウ→マスカラ」の順番にすると、キレイに仕上がります。アイラインを引いた後でビューラーを使うと、ビューラーにアイラインがついてしまい、ガタガタラインの原因になります。アイシャドウは、アイラインをボカすよう意識しながら塗ると、まぶたから浮きにくいですよ。
意外と簡単で時間もかからないので、ぜひ試してみてくださいね。
老け見えしてない? やりがちNGアイライン
やってしまいがちなNG例がこちらです。
目のキワに沿っておらず、まつ毛の隙間が余計に目立っています。これだとアイラインが浮いて見えてしまいますよね。下から見上げる角度になったとき、特にアラが目立ちます。
また、ラインが太めになるほど、色ムラができやすくなります。ラインのガタつきも同様。不器用な人ほど、細ラインにしたほうがキレイな仕上がりに見えるのです。
目のカーブに沿っていないのもNG。フレームが強調されないので、ボヤけた目元になってしまいます。
目元が引き締まって見えないため、老け見えしてしまいがち。案外やってしまう人が多いNG例なので、チェックしてみて。
応用も簡単! 大人のキャットラインを楽しんで
基本のアイラインをマスターすると、応用したラインも簡単にできるようになるのもメリット。今回は、キャットラインの引き方をご紹介します。
強めのキャットラインは、アラサーが学生時代のときに流行しました。下手すると古臭く見えかねないので、控えめに描き足すのがポイントですよ。
まずは、基本のアイラインを引きましょう。
その後、まぶた中央あたりからラインを描き足していきます。目尻に向かって少しずつ太くするようなイメージです。
キュッと跳ね上げると、ケバケバしい印象にもなります。目尻に小さな三角形を描くようにすると、目のフレームを強調しつつキャットラインを楽しめます。
学生時代のキャットラインをアップデートしてみて。
アイラインは、目元のメイクに欠かせないという方も少なくないはず。それだけに、基本を押さえておくことが大切ですよ。デカ目効果だけでなく、若見え効果もあるので、ぜひマスターしてみてくださいね。