【金メダリスト】高橋尚子さんが伝授。夏マラソンを完走するポイント10。
ポイント7
上りは子猿!
上り坂はツラいです。じゃあどうすればいいか。見なきゃいいのです。私は現役時代、上りは地面ばかり見て、「上りは気のせい」と思いながら走ってました(笑)。
上り坂の上手な走り方としては、できるだけバネを使わずに、目線を下げ、体を前に倒しましょう。脚を使うというより、腕を振って、脚が後から付いてくるような気分です。
あとこれはイメージなのですが(イメージは大事ですよ!)、私は上りでは「私は子猿。私は子猿」と思いながら走ってました。野山を軽やかに駆け抜ける子猿。そんな気分でいました(笑)。
ポイント8
下りは小石!
逆に、下り坂では、「私は小石。私は小石」と唱えながら走ってました。下りをコロコロと転がる小石、のイメージです。
下りに入ったら、いったん腕を下ろして、呼吸が乱れている人は吐く方を強くしてください。そして、下り始め20%くらいまで上りの勢いを続けると、5人は抜けます! 下り、残り20%くらいになったら、メトロノームのようにリズムを刻んで走ってください。
ポイント9
ゴール後はアイシングを
無事にゴールできたら、まずアイシングをしてください。「GIM」なら、そのまま海に入っちゃうのもいいですよね(笑)。海がない場合、シャワーで水を当ててあげてください。氷を当てるのもいいです。私は牛乳パックに水を入れて、それを凍らしたものをいつも使ってました。当てる部分の紙を剥いて、持つ部分はパックのままにして。
ポイント10
ゴールは笑顔で!
マラソンは苦しい競技です。でも、その分、ゴールしたときの爽快感は他の競技と比べものにならないほど大きいです。ですので、どんなに苦しくても、ゴールは笑顔で走り抜きましょう!
いかがでしたでしょうか?
金メダリストのお話は実に明快! 誰にでもすぐに使えそうなアドバイスばかりでした。来年の「GIM」にチャレンジされる方はもちろん、夏のマラソンに参加する予定の方もぜひ、参考にしてください。
さて、高橋さんに直接アドバイスをいただいたanan総研選抜メンバー4名。彼女たちは、どうなったのでしょう?
気になる方は・・
Information
グアムインターナショナルマラソン2016
http://www.guaminternationalmarathon.jp/
PIC(パシフィックアイランドクラブ)
http://www.picresorts.jp/pic_guam/