アラサー女子のプチ不調に。自律神経を簡単に整える方法4つ|メンタルケアで、いい女。#15
なんだか疲れが取れない感。
【メンタルケアで、いい女】vol. 15
「年なのか、最近どこかしらが痛いし体調が優れない。特別何か大きなことをしたわけでもないのに、後輩から、お疲れですね〜とか言われちゃって。そんなひと言にも、ついイラッとしてしまう。薬でも飲もうかな」と話すのは27歳OLのAちゃん。
年を重ねるごとに「なんだか疲れが取れない感」が否めないのは、アラサーに差しかかる女性なら誰しも頷ける感覚ではないでしょうか。薬に頼るのもいいけれど、その前に日々の自律神経の乱れを正すところから始めてみてはいかがでしょうか。自律神経の乱れは、こころにも体にも不調をきたすのです。
自律神経って?
自律神経とは、私たちの意思とは関係なく無意識の内に働いている神経のこと。
心臓の動きや体温調節、食べ物の消化やホルモン分泌などにも影響を与える生きるうえで欠かせない神経です。自律神経は、交感神経と副交感神経の2種類がバランスを保ちながら動いています。交感神経は、体を活動モードにする神経。いっぽう、副交感神経は体を休息モードにする神経のこと。自律神経の乱れは、不眠症をはじめ、体の至るところで不調を招く原因となると言われています。
4つの自律神経を簡単に整える方法
ハードワークやスマホなどの電子機器の使用などによって、日常生活のなかでわたしたちの体は、交感神経が優位な状態が長く続いていることが多いのかもしれません。そのため、副交感神経を優位にすることが自律神経のバランスを保つポイントといえそうです。
その1:浅い呼吸はNG! 深い呼吸を心がける
全身の力を抜いて、深く深呼吸をしてみましょう。特に、吐く息を意識して長めにゆっくり吐き出すことがポイントです。
その2:ながら食べはNG! 食事はゆっくり取ること。
スマホをしながら、仕事をしながら、片手間に食事を取るのはやめましょう。早食いもNG習慣です。食事の際には、ゆっくりよく噛んで食事を楽しむことが大切。
その3:タクシーはたまに。歩く習慣をつけること。
普段、体を動かす習慣の無い人はぜひ散歩を生活に取り入れてみてくださいね。できれば、夜よりも昼間の太陽の光を感じられる時間帯がおすすめ。日光を浴びることで体のリズムも整いやすくなります。
その4:寝た気がしないはNG! 上質な睡眠を取ること。
質の良い睡眠は、交感神経を鎮めて体もこころも休ませてくれます。質の良い睡眠を取るためには、眠る直前の飲食や深酒、スマホなどの電子機器の使用を控えることをおすすめします。
日々のなかでできることから、ぜひ取り入れてみてくださいね。
日常からできるこころケア
気づいた時に深呼吸。食べる、歩く、眠るなど基本的な動作を丁寧に。