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行き詰ったらアレをせよ! 恋も仕事もキモチの分散がストレス除去に|あいらぶ♡ストレスフリー人生 #15

2017.4.10
自由でのびのびとしたライフスタイルを愛するライター&コラムニストharakoが、より笑顔いっぱいで生きられる人生観について連載中です。15回目はストレスを抱えないために、分散して物事を捉えることを考えてみます。

夢中と引き換えに得るもの

【あいらぶ♡ストレスフリー人生】vol. 15

物事を進めるときに、つい夢中になって一点集中した経験はありませんか? 何を隠そう、私自身がそのタイプ。何かひとつの興味を見つけては、自分が納得できるまでやり続けてしまう傾向にあります。

思い通りに進んでいく過程は楽しいですが、一歩壁にぶち当たると、途端にストレスに変化してしまい、前に進んで行かない物事にモヤモヤとしてしまう。そんなことを、よく繰り返しています。そこで、興味を分散させることを覚えると気持ちが楽になるという定義を発見しました。

興味を分散する方法とは?

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恋愛や仕事、人間関係など今あなたが気になって仕方がないことがあるとします。毎日そればかりに夢中になっているならば、そのことに費やしている時間と気持ちをほかのものに分散させてみてください。

<例えばこんな風に>
・ガツガツと仕事をしている→旅行など、思い切ったプライベート時間をとってみる
・パートナーとうまく行っていない恋愛をしている→新しい目標を立てて成果をだす

オススメの分散方法は、夢中になっていることの真逆をすること。はじめのうちは2つ同時進行が難しく感じると思いますが、慣れてきたら分散方向を2つ、3つと他方に分けてみてください。または、同じ仕事のカテゴリーでも、作業内容や目標を分散できるならば細かく分けてみるのも◎。

ポイントは、同じ部分にフォーカスしすぎないという点なのです。

近すぎると見えないものがある

ひとつのことを完璧にこなしたい! そう願うほど、気持ちはそこに集中します。私が大きく勘違いしていたことのひとつで、同じことを追求し続けたから答えが出るとは限らないということです。

物事との距離が近すぎるがゆえに、盲目になってしまいがち。少し距離を置いて遠くから眺める時間と気持ちがあれば、問題点がすぐに見つかるはずのことでも、熱が入りすぎているとつい見失ってしまうことがあります。

ちょっと興味が薄れた頃に、良いアイディアが浮かぶもの。「あれ?なんでこんなことで悩んでいたのだろう」と気分が晴れるのかもしれません。

物事が前進する時間差を利用して

最後にもっとも大切なパート。それは、成長には時間差が存在しているということです。どんなジャンルでも同じことで、自己成長でも仕事のプロジェクトや恋愛成就、趣味の質もすべて共通していると筆者は感じます。

植物が成長するときに、いきなり花が咲かないように、タネを蒔いてからは芽が出るまでしばらくの時間差がありますよね。どれだけ正しい方法で育てていても、必ず物事には成果が出るまでのプロセスがあると思います。

気持ちや時間を分散させることで、精神的な負担が減ると同時に、成長という名の「芽」を育てることができるのではないでしょうか。