西田 彩花

【この冬女が枯れる…!?】 女子がやりがち「NG保湿ケア」3つ

2017.1.20
乾燥の季節、真っ只中。保湿ケアは十分にできていますか? 「うん!バッチリ!」と思っているアナタ、その保湿ケア、実はまったく効果がないかもしれません。今回は、時間を掛けても無意味な“NG保湿ケア”を3つご紹介します。

NGケアになってない?保湿ケアは正しく行わなければ効果なし

乾燥しやすい冬、肌の保湿に力が入ります。しかし、美意識が高い女性がやってしまいがちな“勘違い保湿ケア”があるんです。
効果がないケアに時間を掛けるよりも、正しい保湿ケアを効率的に行い、みずみずしい肌を保ちたいですよね。
この冬、女を枯らさないためにも! NG保湿ケアをしっかりと把握し、正しいスキンケア習慣を身につけましょう。

【NG保湿ケア1】洗顔、1日何回してる?○回が正解です

洗顔は1日何回?
洗顔は1日何回?

あなたは1日何回洗顔をしていますか? 洗顔をしすぎると肌が乾燥してしまうから……と、お風呂に入るときのみにしていませんか?
実は肌の潤いは、皮脂を落とすことで失われるのではありません。肌に存在する保湿成分が不足すると、乾燥してしまうのです。
また、しっかりと洗顔をしないと、肌に余分な皮脂が残ってしまい、ニキビの原因になったり、酸化して老化の原因になってしまったりすることがあります。

皮脂が肌に残ったままだと、肌に油膜が張った状態になります。化粧水や美容液などを肌に塗っても、浸透しにくくなってしまいます。洗顔は、“朝晩1回ずつ”行うのが正解なのです。化粧水などのスキンケア化粧品を肌に取り込むための準備と捉えても良いでしょう。朝は素洗いにしていたという方も、洗顔料を使いきっちり洗顔しましょうね。

【NG保湿ケア2】一時期流行した○○、実は乾燥の原因に!?

えっこれがNGなの!?
えっこれがNGなの!?

コットンや伸縮性のシートにたっぷりと化粧水を浸透させて顔に乗せる“コットンパック”。一昔前に話題になり、流行した美容法です。化粧水が顔全体にしっかりと浸透した気分になりますよね。しかし、コットンやシートに浸透された水分は、表面から蒸発してしまいます。肌の角質層奥深くに浸透する前に、なくなってしまう可能性が非常に高いのです。保湿効果を期待するのであれば、肌の上で伸ばして固めるタイプのパックがおすすめ。

また、化粧水はコットンでつけるよりも手のひらを使って塗る方がベターです。どんなに柔らかいコットンでも、濡れてしまえば薄く固くなってしまいます。固くなったコットンでパッティングをすると、肌に強い刺激を与えてしまうのです。

【NG保湿ケア3】スキンケアは水分を「与える」よりも「保持重視」で!

スキンケア用品選び重視するのはココ!
スキンケア用品選び重視するのはココ!

スキンケアをする上で、水分を“与えること”に重きを置いていませんか? 化粧水をたっぷりバシャバシャと肌に塗る、与えるだけのスキンケアは卒業しましょう。どんなに肌に水分を与えても、肌そのものに水分を維持する能力がなければ、無意味なのです。与えるスキンケアよりも、肌の“保湿力を高めるスキンケア”を目指してみませんか?

肌の保湿力において重要なのは、角質層のはたらきです。角質層には、約20%の水分が含まれているのです。その角質層で水分を保持するのに優れた成分がセラミド。セラミドは水分を挟み込む力があるため、これが配合された化粧品を使うと良いでしょう。また、セラミドは加齢とともに減少してしまいます。歳を重ねるほど重要になってくる成分なのです。

NG保湿ケアしてなかった?

今回NG保湿ケアを3つご紹介しましたが、あなたはしていませんでしたか? 冬も潤いに満ちた女でいるために、正しい保湿ケアを心がけてくださいね。

(C)Nick Starichenko / Shutterstock