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【手放したくない女とは】#12 男を成長させる “あげまん” の実態。過去のリアルから学ぶ恋愛

2016.12.16
ライター&コラムニストharakoが、過去の恋愛をもとに、安定したパートナーシップを築くためのコラムを連載中です。12回目は、男性が手放したくない!と感じるあげまんについて分析してみたいと思います。

かわいさを上回る武器は……。

お前がいないと俺は無理。
お前がいないと俺は無理。

【過去のリアルから学ぶ恋愛 】vol. 12

先日30代の女性と話していたときのこと。「もう30過ぎちゃってるし、おばさんだから、新しい彼とちゃんと続くか不安だな…」と最近付き合いたての彼が自分から離れていかないか、心配している様子でした。

その女性は顔もスタイルもかわいらしく、とっても魅力的。しかし、自分の年齢を気にするあまり、新しい恋にネガティブマインドで挑もうとしていたんですよね。私がそのとき感じたのは、かわいさよりも大切なのはあげまんになること。では、具体的にどうすればいいのでしょうか。

気づきを与えてくれる人を好む

今まで知らなかったよ♪
今まで知らなかったよ♪

年齢は誰しも重ねていくもの。かわいい、だけでは通用しなくなります。かわいさを超えた先にあるのは、ずばり知性です。知的女性になったとき、男性はもっとあなたを心の支えにしてくれるのではないでしょうか。

私もそうなんですが、人は自分では気づかないことを教えてくれる存在や、自分のメンタルをフォローしてくれるような相手を好む傾向があると思います。自分の背中は見えないので、自分の見えないところを助けてくれる人は、とっても貴重な存在。ましてや男性であれば、「自己成長する=出世街道を駆け上る」と捉える方も多いのではないでしょうか。

私が過去に付き合っていた彼で、音楽にあまり詳しくなく趣味も全く異なるタイプの人がいました。ある日「何かオススメのCDとかある?」と聞かれたときに、ちょっとマニアックな曲をいくつか貸したんですよね。特に私はクラシック楽器をやっていたこともあり、こんなCDどこに売ってるの?と聞かれるようなものばかりでした。

どんな反応が返ってくるかな?と思っていましたが、彼の反応は「今まで全く知らなかった!」と興味津々。こんなCDや音楽があるんだね!と、楽しそうにしていたんです。

この子と一緒にいたら、成長できる!

中身で勝負!
中身で勝負!

私が感じたことは、自分の視野を広げることができる相手には、興味が続くということ。デートするにも演奏会に行くという選択肢を提案したり、絵を観に行くことを誘ったり。

あげまんと聞くと、男性の仕事に対してダイレクトに応援するのか?と想像しがちですが、私は違うと思うんですよね。直接収入UPすることじゃなくても、彼自身の知性を上げることができるお手伝いを一緒にすることも、ひとつの方法だと思うんです。

一緒にいたら癒されるし、笑顔がかわいい♡と思ってもらうのも大事ですが、「この子といたらもっと成長できるかも!」と感じられる知性や教養が、さらなるラブラブ度を上げる気がします。