anew writer harako

【デキ女は器用さより人間性?】仕事で人と人をつなぐものとは。楽しみながらキャリアアップ♪ #6

2016.11.21
フリーランスで活動するライター&コラムニストharakoが自身の経験で学んだ、女性の働き方についての連載です。第6回目は器用にお仕事ができる人より、思いやりの方が大事だと感じることについて考えて見たいと思います。

キレイにこなしたいと思っていた過去

私はできると思い込んでいたのかも。
私はできると思い込んでいたのかも。

【楽しみながらキャリアアップ】vol. 6

フリーでお仕事をしていくと、いろんな企業さんや人間関係を見ることがあります。“自分を少しでもよく見せたい、スマートなお仕事がしたい” そんなことを感じながら、はじめはお仕事をしていました。とりあえずやってみたものの、キレイに仕事をこなすことはなかなか難しいというのが現実。クライアントの意図を飲み込めずに、見当違いのことをしてしまったり、スムーズに進めることができなかったり。

自分の思い描くようにトントン拍子にコトが進むほうが、少なかったように感じます。でも、今になって思うのは、キレイにこなすほうが難しいということ。失敗したり、恥をかくことを恐れていたりしたときは、何も吸収することができない、まるでプラスチックのような自分でした。お水を与えてもらってもはじいてしまう。素直になることや、自分のダメなところを受け入れることは、明日の自分がステップアップするかどうかに直結してくると思います。

見栄を張ってもバレているらしい

自分を過信してはダメだ。
自分を過信してはダメだ。

そして、どうやら一生懸命キレイに繕っても、周囲に自分の力量はバレバレだということも気づきました。とんだ勘違いで自分ができていると思い込んでいても、実は全てお見通し。話す発言や仕事の質・流れやアジェンダーなど、最終的には周りが価値を決めるので、自分がなんとか背伸びして仕事をしたとしても結局は同じことだと感じます。私が途中から変わった考え方としては、カッコつけるひまがあったらとりあえずやる。そんな感覚になったときがありました。

変なプライドをゴミ箱に捨てて、精一杯お仕事に取り組むようになってから、ひとつひとつのできごとがとても価値あるものに感じるようになったんですよね。それが周りの方へ伝わっているかどうかはわかりませんが、自分がお仕事と向き合うときにまっすぐ心から入り込むことを忘れずにこれからも取り組んでいきたいと思います。

最終的には人対人が作っている

この記事の向こうに多くの人がいる。
この記事の向こうに多くの人がいる。

フリーのお仕事を通して、とっても学んだことのひとつとして、最終的には「人」だということ。接客業の方は、普段お仕事をするときにお客さんと対面するので、人とのコミュニケーションが目に見えてわかりやすいと思うんですよね。しかし、ライターは基本的にはパソコンに向かうことが仕事なので、人と接している感覚を時に忘れます。デジタルで仕事をするからこそ、画面の先にいる人のことを想いながらお仕事するのは、非常に大切なことだと改めて思うようになりました。

こうして今コラムを書いているときも、どんな方が読んでくれているのか?をいつも頭に置いて書いています。私の小さな価値観や発見を通して、何かをキャッチしているとしたら、そんな光栄なことはありません。そんな人に対してのまっすぐな気持ちが、きっと仕事に影響していると私は思います。

Thanks!