花田 浩菜

【意外と使える♪】クレジットカード付帯の保険『ショッピングプロテクション』って?

2016.10.22
普段、何気なく使っているクレジットカード。「ポイントが貯まる!」と思いながら使っている方や、すすめられるがままに入ってそのまま利用している方など、さまざまな方がいるかと思います。 実は、クレジットカードを持っていることや使うことによって自動的に付く、「カード付帯の保険」があることをご存知でしょうか? anan世代の皆さんに、ご紹介したい付帯保険の1つとして、「ショッピングプロテクション」が挙げられますが、意外と知らずに利用している方も多いかもしれません。 今回は、「意外と使える!カード付帯の保険」の中でショッピングプロテクションに注目してお話します。

ショッピングプロテクション? 何それ?

【はぴマネレッスン】vol. 39

「お買い物安心保険」、「ショッピングガード保険」、「ショッピング・プロテクション」などとカード会社によって呼び方は異なるショッピングプロテクション。カードを利用して購入した商品が壊れてしまったり、盗まれてしまった時等に補償をしてくれるとても便利な保険です。

購入した商品に万が一の事故があってから、カード会社によりますが30日~45日程度以内に申告すると購入商品の金額が自己負担分を除いて補償される!という嬉しい付帯保険なのです。

一般的なカードランクの補償額でもショッピングプロテクションがついているカードであれば、補償金額は通常50万〜100万程度と手厚いことが多く、その中でまず注目したいのは「どんな時に使えるか?」ということ。チェックポイントをまとめてみました。

まず、チェックしたいポイントはこちら!

✔️適用期間をチェック!

カードを利用して購入した商品が「どの程度の期間補償されるか?」はチェックしておきたいポイントです。一般的には90日間程度の補償期間が設けられていることが多いですが、長く設定されていることもあるのであらかじめ要チェック。

✔️適用条件をチェック!
ショッピングプロテクションの補償対象となる条件をチェック。海外での購入品のみ、というカードもあるため、国内で購入したものも補償の対象になるかも注目です。また、支払い方法に指定があるケースもあるため、「一活払いで購入した商品にも適用されるか?」などを確認しておきたいところ。

✔️自己負担額をチェック!

1回の事故の際に支払われるのは、「自己負担額を除いた代金」となるため、自己負担額はいくら程度になるのか、あらかじめチェックしておきたいもの。多くのカードのショッピング保険の1事故当りの自己負担額は、3000円~1万円程度。カードによっては商品金額が○円以下の場合は対象外なんてケースもあるため、こちらにも目を通しておきましょう。

使うときにはどうしたら?

「盗まれてしまった!」「壊されてしまった!」など、万が一の事故で補償されるショッピングプロテクション。事故状況や程度を報告する必要があるため、そのときに壊れた場所、もの、状況を写メ等で残しておくと申告の際に証拠となり、スムーズに進めることができるので便利です。また、「お買い上げ時の控え」も必要となりますので、レシートや伝票などは保管しておくべき。

注意したい点は、あくまで「万が一の事故」のときだけなので故意による故障や商品の欠陥などでの故障は対象外。また、携帯電話や現金等、指定のものは該当しないケースもあるのでこちらもあらかじめ確認を!

とはいうものの、奮発して買った商品が壊されてしまったりしたときなど、こんな保険がカードに自動的についていたらとても安心ですよね。カード付帯の保険は、加入の際には大々的に教えてくれないことが多いため、「実はついていたのに、知らなくて使えなかった!」なんてケースもよく聞くもの。賢く自分を守るためにも、この機会にぜひ一度チェックしてみてはいかがでしょうか?

以上、はぴマネレッスンvol. 39でした。