【九州の魅力を発信!】佐賀県唐津のご当地グルメと、五感で感じる自然の壮大さ。 【初秋の旅特集】
まず、唐津市呼子の名物、イカ活き造り!
【博多美人会がオススメ!】vol. 9
佐賀県唐津市呼子町の場所はここ! イカの活き造り発祥の地なのです。
ここ呼子町は目の前の海で新鮮なイカが手に入り、イカグルメの観光地としても知名度が高いため、専門店がたくさん立ち並んでいます。そのなかで、今回ご紹介するのは、有名店『いか本家 本店』さんです!
実はこちら、2010年に公開されたあの有名な映画『悪人』のロケ場所でもあるのです!
お店の場所はこちら♪
目の前は海! “リゾート地” ではなく ”漁港” だからこそ、おいしく味わえるロケーションです。
店内から眺める景色は抜群! 漁港とそこから広がる海がキレイに見渡せます。
来ました! 「いかの活き造り」!!
透き通っているそのさまが、新鮮さを物語っています。足は、まだ動いていますよー!
そして、この『いか本家』さんが推奨していらっしゃる、おもしろい食べ方があります。
「いかの活き造り」と共に運ばれてくるハサミで足を切り、すぐに小皿に乗せます。そしてお醤油を少し垂らすと!
足がクネクネ~っと、踊りだします!!! 写真では伝わりづらくて残念ですが……さっきまでスイスイ泳いでいたであろうイカをすぐに食べることができる、この地域ならでは「踊り食い」です。これは運ばれてきて約5~10分以内しかできない食べ方なので、ぜひ試してみてくださいね。
食べようとしても、まだ生きている足の吸盤がお皿にくっついて離れない!! お皿ならまだいいですが、おもしろいことに口や舌にもくっつくのでお気を付けください♡
昼も夜も食べられる、「いかの活き造り定食」税別2500円。活き造りと共に運ばれてくる定食は、内容もボリュームも大満足!
「いかしゅうまい」は、モチモチしたかまぼこのような食感。一般的なしゅうまいより大ぶりですが、専用のタレがさっぱりしているので何個でも食べられそうな感じです。
煮物や小鉢、みそ汁は、とても体によさそうなものばかり。そして、最後に楽しみなのが、「あとづくり」。活き造りの残りを天ぷらにしていただきました。
揚げたてでサクサク! 熱が入ることにより、また違ったイカの食感が楽しめます。お好みで天ぷらのつゆか、お塩でいただきます。
お腹も心も満たされて、幸せ♪
自然の偉大さを感じる海食洞、七ツ釜
呼子のイカを堪能したあとに、ぜひ立ち寄っていただきたい場所があります!
『いか本家』より車で15分ほどで到着。海流が凄まじい海沿いのリアス式海岸を望める、七ツ釜という場所です。
七ツ釜とは、火山岩石「玄武岩」が玄界灘の荒波に、長い時代の中でさらされ浸食されてできた景勝地。
とても気になる後姿を発見したので、近づいてみました。
「乙姫大明神」と書かれた、色白で美しい女性の像でした。ここにずっと佇み海を眺め、安全と平和を守っているのでしょうか。玄界灘にこんな神様がいる……なんて思うとなんだか嬉しいですね。
さぁ、いよいよ見ましょう、この断崖絶壁!! 国の天然記念物にも指定されている岸壁たちです。
木のトンネルを進んでいくと、展望台です。
この景観は、火山岩石「玄武岩」と、勢いのある玄界灘の波が作り出した自然の芸術です。
この日はとても風が強く、波の荒々しいこと!! 波が岸壁に強く打ちつけられ、しぶきが遠く離れている私まで届くほど。「ゴォォォォォォ」という轟音も聞こえます。
自然のチカラを五感で強く感じることのできる日でした。
海食洞とは、波風による浸食で海食崖に形成された洞窟のこと。波により深くえぐられ、海食洞が並列し、自然の驚異を感じさせてくれます。(名称は「七ツ釜」ですが、実際には7つ以上洞窟があります) 最大の穴で間口が3m、奥行きが110m。
波の穏やかな日には、遊覧船に乗って海から “海食洞” の中に入って、間近に見ることもできます。この日は残念ながら……。天候により表情を変える七ツ釜。また、それも自然のチカラであり、魅力のひとつですね。
佐賀県唐津市。美味しい名物グルメと、自然がつくり出した素晴らしい景観。福岡県の博多駅周辺から、車で1時間半~2時間で『いか本家 本店』に到着できます。そこからさらに15分ほどで七ツ釜。おすすめのドライブコースです。この秋にぜひ、お出かけしてみてください!
Information
『いか本家 本店』
所在地:佐賀県唐津市呼子町呼子3086-2
電話番号:0955-82-5511
公式サイト: http://www.ikahonke.jp/
アクセス:福岡市より車(前原有料道路経由)1時間半
JR西唐津駅よりタクシーで25分
七ツ釜
佐賀県唐津市屋形石
アクセス:JR西唐津駅よりタクシーで28分