【藤原竜也さんUFO目撃!?】『インデペンデンス・デイ』続編の見どころを語る!
全世界に新たな衝撃を与える待望の新作『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』!
【映画、ときどき私】 vol. 41
1996年、7月4日。それは、人類がエイリアンとの死闘を制し、勝利を収めた歴史的な記念日だった。しかし、30億人もの尊い命を失った人類は、ふたたび来るかもしれない侵略者からの襲撃に備え、地球防衛システムを確立。さらに、国家間の紛争もなくし、国際協調体制を実現させていた。
ところが、2016年7月。エイリアンがついに覚醒をはじめる!
新たに現れたエイリアンは、人類の想像をはるかに上回る進化と巨大化を遂げており、ニューヨークやロンドン、パリといった主要都市を次々と攻撃。人類滅亡をかけた “運命の3日間” がはじまった……。
20年ぶりの新作ということもあり、まだまだ謎に包まれた本作。そこで、見どころを探るため、ある方にお話を伺ってきました。今回インタビューに応じてくださったのは……。
主人公の日本語版吹き替え声優を務めた藤原竜也さん!
藤原さんが担当したのは、人気俳優リアム・ヘムズワースが演じる若き戦闘機パイロット。「絶望的窮地に陥っても決してあきらめることのないバイタリティあふれる主人公を体現できるのは、いまの日本映画界・演劇界を代表する演技派俳優の藤原さんしかいない」ということで起用されたという。
まずは、いち早く作品をご覧になっていかがでしたか?
藤原さん 特に男子はこういう作品を観て育ってきたので、僕も一観客として純粋に楽しみました。だから、それを誰よりも先に観ることができた喜びはありましたし、期待を裏切らない映画でしたね。20年前と比べて、CGのシーンや映像表現はめまぐるしく変化しているので、本当にすごい作品ができたなと思います。
お気に入りのシーンは?
藤原さん とんでもなく大きな母艦が地球に来て、それを人類が集中砲撃する戦闘シーンがあるんですが、そこはやはり、最後まで飽きさせませんでしたね。
あと、月面で発見される「スフィア」という球体が出てきて、人類の力になってくれる重要なシーンがあるんですけど、ストーリーとしてもよく構成されていますし、近い将来に警鐘を鳴らすようなことも言っており、非常に興味深く感じました。
初めて実写映画の吹き替えを経験してみていかがでしたか?
藤原さん アフレコというのは、俳優の心情を自分が表現してもいけないものだし、どういう風に手をつけていったらいいのか最初はわかりませんでした。でも、自分が芝居するのではなく、言葉を大事にしてお客さんに伝えるという声の吹き替えの仕事は、すごく深い世界だなと思いましたね。
声だけでなく、自分もハリウッド作品に出演したいという野望は?
藤原さん 恐れ多いですが、こんな大きな作品に出られたら楽しいだろうなと思います。ただ、観るだけの楽しみや喜びというのもあるんですよ。「この先、どんな規模の作品を作ってくれるんだろう?」っていう期待を抱きながら、もうしばらくは観る側を続けていくんだと思います。(笑)
あまりイメージはないものの、実は宇宙やSFが子どもの頃から大好きで、さまざまな文献を読んだり、作品を観たりと、かなりハマっているという藤原さん。
では、そういう世界観に惹かれる理由とは?
藤原さん 現実には、隠されている秘密がたくさんありますが、そういうことを暴露する本を読んだりしながら、自分のなかで秘密を一つ一つ紐といて解決していくのが魅力だと思います。知りたいけど、ヒントをまったくもらえない状況で、どこまでこういう世界が広がっているのかということを子供心に戻って探っていくのが、僕にとっては楽しいですね。
今回の役どころに関してはいかがでしたか?
藤原さん ようやく自分にも全世界を守るようなかっこいいヒーローをやらせてもらえるときが来たんだなと思いました。(笑) 分かりやすいキャラクターかもしれませんけど、僕はそれが好きなんですよ。
昔は、そこから元気をもらえるような映画ってたくさんあったので、こういう作品をまた観たいと思っていました。なので、それに関われたというのはうれしかったですし、とても満足しています!
また20年後に続編が出来たらどうなると思いますか?
藤原さん もうとんでもないことになってるんじゃないのかな。(笑) そのときまたオファーが来たらぜひやりたいです。マッカーサーとか復活してるかもしれないですよね。(笑)
ところで、実際にUFOを目撃されたそうですが……。
藤原さん 先日川崎のコストコに行った際、駐車場へ向かう途中で、太陽光よりも強烈に反射するお好み焼きの鉄板みたいなものが空に停止してたんですよ(笑)! 「34年生きてきて、いよいよこの日が来た」と思って見てたんですけど、その瞬間に後ろからクラクションを鳴らされてしまったんです。そのあと、急いで車を駐車場に止めて、またダッシュして戻ったんですが、もうなかったんですよ!
でも、もしいつか宇宙船の中に入れたら、写真をたくさん撮って、どこまでレベルが進んだ機械を使っているのかというのを情報機関に売ろうかなと思います。(笑)
公開を楽しみにしている観客へメッセージを!
藤原さん 観る者を飽きさせないかっこいいシーンがたくさんあるような派手な映画にも関わらず、親子や友達との関係が繊細に描かれていたりします。スッキリして楽しいだけではなくて、人間模様も入っているので、そこは魅力的だと思いますし、前作以上のスケールの大きな作品なので、今回僕も初体験した4Dでぜひ観てください!
新世代の映画体験をお見逃しなく!
次から次へと巻き起こる衝撃展開には終始ハラハラさせられ、同時に人類のさまざまな愛のカタチにもドキドキする本作は、男女ともに楽しめる作品。思わず聞き惚れてしまうような藤原さんのステキな声とともに、想像を超えた驚きの映画体験を味えること間違いなし!
「一度中断したことを再開する」という意味のリサージェンスのように、いまの状況に変化を与えたいという人は、この作品で突破口を見出してみては?
作品情報
『インデペンデンス・デイ:リサージェンス』
7月9日(土) TOHOシネマズ スカラ座他全国ロードショー
7月8日(金)前夜祭上映決定!(一部劇場を除く)
配給:20世紀フォックス映画
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