
【幸せオーラ全開!】六本木の『ルノワール展』でハッピー気分をチャージ!
名作ズラリ☆『オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展』

【女子的アートナビ】vol.21
『オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展』では、フランスの2大美術館が所蔵するルノワールの代表作をはじめ、彫刻やデッサンなど100点以上のコレクションが集結。印象派の巨匠による初期作品から晩年の大作まで、名作が勢ぞろいするゴージャスな展覧会です。
ざっくり、ルノワール
1841年、フランスのリモージュで仕立屋の息子として生まれたルノワールは、磁器の絵付け職人を経て美術学校と画塾に入学。そこでモネやシスレーと出会い、結成したグループが後に “印象派” と呼ばれます。

画家としては評価を得ることができましたが、晩年はリウマチや妻の死など辛いことが重なります。それでも悲しい絵は決して描かず、78歳で亡くなるまで喜びあふれる作品を描きました。
まずは最高傑作から!
名作づくしの本展ですが、なかでも見逃せないのが初来日作品《ムーラン・ド・ラ・ギャレットの舞踏会》。印象派の最高傑作が日本で見られるのです!

作品の舞台は、モンマルトルにある大衆的なダンスホール。踊りやお酒を楽しむパリっ子たちの幸せそうな姿が描かれています。「絵画とは楽しくきれいなものであるべき」と語っていたルノワール。この作品からも、舞踏会に集う人たちの喜びが伝わってきます。
画家の彼女も登場!
45年ぶりに揃って来日した《都会のダンス》と《田舎のダンス》も注目の作品。モデルの女性は2人ともルノワールのお気に入り。さて、画家はどちらの女性と結婚したでしょう?

正解は《田舎のダンス》の彼女。赤い帽子をかぶったこの女性、いかにも幸せそうな笑顔をしています!
裸婦も幸せそう~♪

“横たわる裸婦像” はヨーロッパでは伝統的な絵画のテーマ。美しいヴィーナスの姿が描かれることが多いのですが、ルノワールの《横たわる裸婦(ガブリエル)》は画家お気に入りの身近な女性がモデル。ちょっとエロチックで幸せそうな表情をしています。
にゃんこも幸せそう~♪♪

ルノワールが描くと、子どももにゃんこも幸せそう~♪ 《ジュリー・マネ》あるいは《猫を抱く子ども》は色彩もあたたかくやわらかで、見ているだけで幸せ気分になれます。特に、にゃんこの表情がかわいすぎ!
限定にゃんこ♡をゲット~~!
本展はミュージアムショップも充実。特にオススメしたいのは、前述した幸せにゃんこのぬいぐるみ(税込1,200円)。絵と同じでとってもキュート♡

ちょっとヘコむことがあっても、このにゃんこを見れば元気になれます♪ 売り切れ必至の限定にゃんこ、欲しい方はお早めに六本木へ!
Information
オルセー美術館・オランジュリー美術館所蔵 ルノワール展
会期:~ 8月22日(月)
※休館日は毎週火曜日(ただし、8月16日は開館)
時間:10:00 ~ 18:00(金曜日、8月6日(土)、13日(土)、20日(土)は20時まで)※入場は閉館の30分前まで
会場:国立新美術館 企画展示室1E(東京・六本木)
料金:一般 1,600円/大学生1,200円/高校生800円