
【あの人気ドラマと連動!】歴史好きの彼を誘って♡『真田丸』展、両国でスタート
見どころ満載☆ 特別展『真田丸』

【女子的アートナビ】vol.18
三谷幸喜さんのテンポの良い脚本と豪華なキャストで人気沸騰中のNHK大河ドラマ『真田丸』。真田信繁の生涯を描いたドラマにあわせて開かれる本展では、大坂冬の陣・夏の陣をメインにゆかりの品や美術品、歴史資料などを紹介。見どころ満載でファンにはたまりません☆
真田信繁って?

戦国時代の武将、真田昌幸の次男として生まれた信繁は、上杉や豊臣の人質として暮らしたのち、関ヶ原の戦いで西軍に属し上田城を死守。戦後は高野山に流されますが、やがて豊臣秀頼に招かれ大坂城に入り、大坂冬の陣では『真田丸』という出丸(本城から張り出した小城)を設け、徳川勢と奮闘。翌、夏の陣でも徳川本陣に突撃し家康を窮地に追い込みますが、最後には討ち死にしました。
最初からお宝登場!

本展はプロローグからスタートするのですが、いきなりお宝が登場。信繁愛用の《頭形兜》や《馬具》など貴重な品々が並んでいます。最初から気を抜けませんね!
屏風にしびれる~

プロローグを抜けると、「第1章 武田と真田」から「第5章 大坂冬の陣・夏の陣」までテーマ別に構成されています。さまざまな展示物のなかでもオススメは、屏風の数々。川中島や関ヶ原、大坂夏の陣などの合戦場面を描いた屏風は、じっくり見るとかなり楽しめます。

例えば、《川中島合戦図屏風》の左隻には、決戦のハイライト、上杉謙信と武田信玄の一騎打ち場面が描写されています。合戦のはじまりから終わりまでドラマチックに描かれ、見ごたえありますよ~☆
信繁? 幸村?

ところで、真田幸村なら知っているけど、信繁って誰? と思った方、いませんか? 調べてみると、実名(じつみょう)は「信繁」で、「幸村」は江戸時代に創作された名前とのこと。戦いで華々しく活躍した信繁が幸村という名前で物語や小説に登場し、次第に定着していったそうです。本展のエピローグでは、幸村の名で語られている文芸作品や絵画も紹介しています。

この展覧会を見ておくと、大河ドラマ『真田丸』を何倍も楽しめて “真田ツウ” にもなれますよ。ぜひ一度、足を運んでみては?
Information
2016年NHK大河ドラマ特別展『真田丸』
会期:4月29日(金・祝)~ 6月19日(日) ※会期中に展示品の入れ替えがあります。
※休館日は毎週月曜日(ただし、5月2日、5月16日は開館)
時間:9:30 ~ 17:30((土曜日は19:30まで)※入館は閉館の30分前まで
会場:東京都江戸東京博物館 1階特別展示室
料金:一般 1,350円/大学生・専門学校生 1,080円/高校生・65歳以上 680円