【タイ旅行記】vol.13川沿いのテラスにベッド!? チャンタブリーの古民家ホテルが可愛すぎる。
チャンタブリーへ。
チャンタブリーは、バンコクから東南へ約280km離れたところにある街。バンコクの東バスターミナルから、路線バスで4~5時間のところにあります。
ユネスコのアジア太平洋遺産賞受賞した古民家ホテル。
チャンタブリーではとっても趣のあるデザインの『Baan luang rajamaitri inn』という素敵なホテルに滞在しました。
歴史的な建物を改装したこのホテルは「タイ東部古民家 ユネスコのアジア太平洋遺産賞」を受賞しています。
まるでミニ美術館。
入口には旧市街の品々が展示物として飾ってあります。まるでミニ美術館です。
この古民家はもともと、お金持ちの方が実際に住まわれていた家。ホテルとして作られた建物ではないので普通の家と同じつくりとなっていて、部屋のタイプも様々です。
そして私のお部屋はなんと!
マスタールームという、この家のもと持ち主ご夫妻がご使用していたお部屋を使わせていただきました(2650THB・1泊約9300円)。
一部屋、一部屋、その部屋の歴史的背景が入り口に書かれています。
扉をあけると。
ダークブラウンでそろえられたなんとも豪華な家具です。落ち着くアンティークな可愛さが演出されています。まるでお姫様になった気分。
外には更なるお姫様空間が!
テラスにでると、そこにはベットがありました。
マスタールームにしかない特別な空間。川を眺めながらのんびりと横たわれる贅沢なテラスです。時間を見つけてはここで自然に癒され、いい気を取り入れてリラックスできます。
建物は古くてもエアコンや無料Wi-Fi、テレビ、冷蔵庫などの設備はしっかり備わっているので居心地は抜群です。
タイ風豚足煮込みでお肌もぷるぷる
夕飯はお隣のレストランで美味しいご馳走をいただきました。これはタイ料理のカオ・カームーと言って豚足煮込みです。甘じょっぱくしっかりとしたお味とプルプルのコラーゲンたっぷりで、とても美味しかったです。なによりも骨付きでワイルド!
テラスでのんびり。タイスタイルな朝食。
朝食はテラスでいただきます。お粥が夕飯で疲れた胃を癒してくれます。
このホテルが位置する1本道も、壁画アートやカフェなどが立ち並び、市内の観光スポットである大きな教会にも近いのでチャンタブリーにきた際に優雅な滞在を楽しめるおすすめホテルです。
シャッターを切るのが楽しい。
チャンタブリーの魅力は可愛い町並み。そんな新たな発見がありました。細い小道に並んだ古民家やカフェは写真に収めたくなる絵になる可愛さ。たくさん風景を切り抜いてきたのでご紹介します。
女の子同士で写真を撮り合ったり、歩き疲れたらかわいいカフェをみつけてお茶したりと散策に華がさきそうです。
そこで出会ったのが・・・美しきタイの灯籠流し ローイクラトン。
美しきタイの灯籠流し「ローイクラトン」。
夜は幸運にも1年に1度の中国系タイ人のお祭りらしく、祈りとともに多くの灯篭流しが行われていました。川に揺らめく光がなんとも美しかったです。
この日、私が見たお祭りは中国系タイ人のお祭りですが、全く別に、タイ王国全土ではこのような灯篭流し「ローイクラトン」が毎年、陰暦12月の満月の夜に、農民の収穫に恩恵深い水の精霊に感謝を捧げ、罪や汚れを水に流し、魂を清めるお祭りとして開催されます。
だいたい11月中に開催されるこのお祭り。バンコク、スコータイ、チェンマイ、ターク、アユタヤなどで行われるイベントが有名だそうです。農業の収穫に感謝するこのお祭りは日本で言う「新嘗祭」のようなイメージですね。
チェンマイでは「イーペン祭り」と呼ばれ、数千個のコムローイ、コムファイと呼ばれる熱気球が空に一同に飛ばされます。世界の絶景の写真などでも特集され、各国から旅行者が集まるこの有名なお祭りに参加してみるのもまた違った旅になって楽しいですね。
私も1度はコムローイが美しく舞う世界を見てみたいものです。
チャンタブリーという町には初めてきましたが、とても魅力が溢れている町です。少し足をのばして、古民家ホテルでのんびり滞在するのもおすすめです。
Information
『Baan luang rajamaitri inn』
http://www.baanluangrajamaitri.com/en/
住所:252 Sukapibal Rd., Watmai, Muang, Chantaburi
電話:088-843-4516, 081-915-8815
メール:contact@baanluangrajamaitri.com