
「サボる」ってもともと何語? 意外と知らない外国語雑学
「サボる」の由来は…?
怠けたり、ずるをして休んだりするときに使う言葉「サボる」。こちら、もともと何語でしょう?

「サボる」の由来は、フランス語の男性名詞sabotage(サボタージュ)。語頭の「サボ」を動詞化した言葉です。
仏和辞典に載っているsabotageのおもな意味は、「(仕事などを)ぞんざいに片づけること、(労働争議などの際の)サボタージュ、怠業、妨害」など。
英語でもsabotageは同じつづりですが、意味は「争議中の労働者による設備等の破壊活動」などで、日本語の「サボる」とはだいぶ違うイメージ。英語圏の人たちと話すときは、日本語の感覚でsabotageを使わないほうがいいと思います。
おしゃれな「サボ」!?
サボタージュの語源をたどると、フランス語の男性名詞sabot(サボ:木靴)にたどりつきます。
では、なぜ「木靴」を意味する言葉sabotがsabotageになったのでしょう?
いくつか語源説があるようですが、「フランスの労働者が、争議中にsabotで機械を破壊した」という説が一般的。
なかなかアグレッシブな言葉にも思える「サボ」ですが、実はおしゃれなファッション業界でも使われています!
ファッション用語の「サボ」は、先述したフランス語のsabot(木靴)が語源の言葉。
現代の「サボ」は、つま先から足の甲までを覆う丸みのある靴やサンダルのことを指し、サボ・サンダルと表記する場合もあります。
「サボる」はsabotage!
「サボる」の由来は、フランス語のサボタージュでした。サボ・サンダルとも同じ語源で、もともとサボの意味は「木靴」。何気なく使っている「サボる」にも、意外な言葉の歴史がありました。
以上、「サボる」のご紹介でした!
参考資料:
『情報・知識 imidas』(集英社)
『ロベール仏和大辞典』(小学館)
『広辞苑』(岩波書店)
『ランダムハウス英和大辞典』(小学館)