話す気失せたわ…! 約1000人の男性と婚活した女性が出会った「ドン引き男性」3選
1. 料理自慢の男
【結婚引き寄せ隊】vol. 81
それは20代から40代までが集まる飲み会に参加したときのこと。そこは、とくにシングルの人のみに特化していたわけではなく、独身もいれば既婚者もいるというような、友だちが友だちを連れてみんなで集まってワイワイしようという場所でした。
ラフな感じの場所だったからか、絶対に誰かとカップルにならなくてはというような婚活パーティ的な必死さはなく、全体的にリラックスした空気が流れていました。だからこそ、「出会えればいいけれど出会いがなくてもまあいいか」と、力まないで参加。
そんななかで、だんだんとお酒がすすんできて気が大きくなっていることもあり、前に座っていた30代後半ぐらいの男性が大きな声で、料理について語りはじました。「僕ね、料理人だからさ、こういう場所で出てくる料理も吟味して食べるわけ」と、誰に話すという感じでもなく、ひとり語り。
「この味付けはアレだな」と、誰も聞いていないのに、出てくる料理についての品評。周囲はただ楽しく飲みたいだけのため、料理人だという男性のまわりからどんどん人がいなくなり……。
やっぱり料理に限らず、自慢げに自分の得意分野を話しすぎると、出会いどころか友だちとになれそうな人との新しいご縁も逃げていっちゃうんだなあと実感したのでした。
2. 全否定の男
それは婚活パーティに参加したときのこと。立食パーティ式のスタイルで、フリータイムがメインとなるその場には、テーブルの上に置かれたたくさんの飲み物や食べ物がありました。そんな会場でふと目についたのは、スラリとしたちょっとイイ男風の男性。
なんとなく誰かに似ているなあ、と思いながらも思い出せず、じーっと見ていると視線を感じたのか、ハッとこちらを見て笑顔。ほどなく「こんにちは」とお互いに挨拶して自己紹介スタート。でもだんだんと会話するうちに、違和感を覚えはじめました。
なぜかというと、映画の話になって「◯◯が面白かった」と言うとすかさず、「ああ、あんなのは駄作ですよ」とピシャリ。へ? と思いつつも、まあ人によって好みもあるよねと思ってお酒の話になり、「何が好きですか?」と聞かれたから「ビール」と答えたら、「ないなあ(笑)」という、ひとことが。
その後もこちらが何かを言うと、全否定してくる、ちょっとイイ男風のその男性。最初はどちらかというとイイ印象のほうが勝っていたものの、ほんの数分話しているだけで、疲れてきてテンションダダ下がりに……。
もう無理だ〜と感じ、こちらの言葉を全否定するその男性に見切りをつけ、さっさと違うテーブルへと移動したのでした。クセのある人に出くわす確率も高い婚活市場。こういうときはうまく切り替えるのが一番だなと思ったのでした。
3. 合理的が口癖の男
それは友だちに誘われた食事会に参加したときのこと。紹介というまでかっちりとしたものではなく、なんとなく“みんなで仲良くなれたらいいね”ぐらいの、フリーの30代の男女が集まっていました。
知り合いがいることもあるからか、みんなで和気あいあいとした雰囲気のなか、「センパイ」と呼ばれていたちょっと年上っぽい男性と話す機会がありました。実際に誰かが連れてきた会社の先輩だそうで、そのセンパイは、会話していると最後にだいたい、「だから合理的なんだよ」と言うのです。
実際に後輩がその場にいるから、プライベートでもセンパイ風を吹かせたいだけなのかな? と最初は思って聞いていましたが、初対面の男女関係なく、会話の締めに「合理的」という言葉をただ言いたいだけのように思えてきて、謎でした……。結局、その場では良い出会いをつかめませんでしたが、だんだんと面白い人間観察にもなるなあと、割り切って帰ってきたのでした。
婚活していると、こういったさまざまなタイプの人たちに会うこともあるかもしれません。くれぐれも、みなさんもお気をつけて、すてきな出会いをつかんでくださいね!
文・かわむらあみり
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