【白コーデ、黒コーデ】ひと工夫で「劇的おしゃれになる」簡単垢抜けワザ
白コーデは【ベージュ+ホワイト2色】
今季はとにかくアパレル小物含めて白アイテムが本当に多く登場していますね。春だからというのもありますが、街中で見かける20代~30代のファッションコーデでもホワイト系のアイテムがが目立っていました。
そんな白コーデですが注意点は、白一色で構成してしまうこと。白いお洋服ってそれ1点だけでコーデを完成させると服のデザインによってはやぼったく見えやすいです。白は白でも、オフホワイト、真っ白と微妙に色みの違う白を2色以上取り入れていただくと良いですね。
さらにホワイトコーデになじみの良い差し色としてベージュカラーをどこかにON。ベージュカラーのジャケットやカーディガンを合わせたり、バッグ・靴などの小物で取り入れたりすると組み合わせとして完成度が高まります。
黒コーデは【メタリック素材】
うって変わっての黒コーデ。アイテムがパーカーやデニムといったカジュアルなテイストでも全身を黒でまとめてしまえば、もうそれだけで洗練さが出ます。ただ、これも注意なのが着こなしのバランスです。お洋服の素材も単調、黒の発色も単調。ついでに髪色も黒となったら抜け感がなくなって、ただ重たいだけの黒コーデになります。
そこで、抜け感を出すためにおすすめなのがゴールドやシルバーといった光りモノのメタリック素材。メタリック素材はピアスやリング、バングルといったアクセサリーで取り入れても良いですし、チェーンタイプのミニバッグを斜めがけする程度でもOKです。硬質な輝きが入ると高見えします。
さらに差し色を追加するなら白よりグレーがいいでしょう。白黒だと対比が強くキツイ印象があるのに対して、グレーは黒を自然にトーンアップさせることができる色だからです。カーディガンやインナー、スカーフなどにグレーを取り入れると抜け感がアップしますよ!
意外とカラー小物は難しい……!
今回、差し色を中間色(メインで使用する色となじみの良い色合い)で提案したのは、テクニックいらずでコーディネイトが仕上がりやすいからです。もちろん、赤や青といったカラー小物を取り入れるのも問題はありません。ですが差し色を入れる面積の配分や色の表情、どこに配置するかというトータルバランスが仕上がっていないと小物だけが悪目立ちします。
それよりは、なじみの良い中間色を採用して不安なく取り入れたほうが一気にサマ見えするというもの! ぜひ、今回ご紹介したポイントを押さえて白コーデ、黒コーデに挑戦してみてくださいね。
イラスト、文・角佑宇子