西田 彩花

790円で高見え仕上がり…!【無印良品】アイカラーパレットを全色お試し

2021.5.7
コスパ抜群の無印良品は、いろいろなアイテムが生活に役立ちますよね。メイクアイテムも同様。今回ご紹介するのは、790円(税込)のアイカラーパレット。簡単にグラデーションが作れて、上品な仕上がりになるのが嬉しいです。全5色を実際に使ってみました。春夏メイクにもぴったりなので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

日常使いしやすいカラー展開と上品なツヤ感

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今回ご紹介するのは、無印良品の「アイカラー4色タイプ」です。全5色ですが、どれも普段使いしやすい色合わせ。

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濡れたようなキレイなツヤ感。実際に塗ると、高見えな仕上がりなんです。発色も控えめで、シーンを問わず使えますよ。

それぞれ雰囲気が異なるので、どんな方にどのカラーがぴったりなのかを解説していきます。あなたに合った1色に出会えると、ヘビロテ間違いなし!

オーソドックスでナチュラルな深みを出せるブラウン

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まずはブラウンです。

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斜めから見るとわかりやすいかと思いますが、キレイなツヤ感なんです。

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薄い色味の順にA〜Dの記号をつけています。肌上で試してみると…

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こんな感じです。Aはミルキーホワイトで、下地にも涙袋メイクにも使えます。Bはゴールドに近い色味ですが、ギラギラとした派手さはなく、オフィスでも使いやすい。Cはグレイッシュなブラウンで、絶妙な深みを出してくれる優れものです。そしてDは濃いめ発色のブラウン。しっかりと目元を引き締めます。

イエベでもブルベでも肌なじみが良く、シーンを問わず年中使える優秀ブラウンパレットです。捨て色がないので、迷ったらこれを選ぶと間違いないでしょう。

A〜Dの順番で上まぶたにグラデーションを作ると、明るめな印象に。B〜Dでグラデーションにすると、落ち着いたイメージになります。ナチュラルメイクに仕上げたいときは、BとCのみでメイクしてもOK。

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実際に塗ってみました。上まぶたにB〜Dでグラデーションを作っています。Dを幅広に塗り、目力を意識しました。下まぶたにはAのミルキーホワイトを乗せています。

塗る色や範囲で濃さを調整しやすいのもメリット。マスクメイクでも浮かず、オンオフどちらでも使えると思います。

自然な血色感をプラスしてくれるオレンジブラウン

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次はオレンジブラウン。

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こちらもまずは肌上でチェックしていきます。

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メインカラーはオレンジですが、比較的シアーで、コーラルに近い発色です。

Aは若干黄みがかったホワイトで、肌なじみが良いです。Bのブラウンが絶妙で、目元に明るさを出してくれますよ。メインカラーのCは、ラメ感が弱め。Dの締め色は強い発色ではないので、柔らかい印象に仕上がりやすいです。

コーラルオレンジがポッと血色感をプラスしてくれ、顔全体も明るく見えますよ。マスクをしていると青白く見えてしまうという方にもオススメしたいです。

オレンジの発色が弱めなので、CとDのみで仕上げると、オレンジ感が出せます。逆に、Cのみ使わずブラウンメイクでまとめるのもアリ。

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上まぶたでA〜Dの順でグラデーションを作っています。ナチュラルな仕上がりで使いやすいですよ。また、下まぶたにはCのオレンジを乗せてみました。よくなじむので、さり気なく涙袋を強調して、目の縦幅をアップできます。

輝く目元で夏にもぴったりなゴールドブラウン

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こちらはゴールドブラウンです。このパレットの中で、一番ラメ感が強め。

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見た感じもキラキラですが、実際に塗っても華やかです。

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Aは強めのホワイトですが、他の色が全体的に濃いめ発色なので、バランスを取るのに便利。Bが王道ゴールド。きらめきが夏らしく、これからの季節にもオススメです。中間色であるCは、黄みがかったブラウン。ゴールドとの相性も抜群で、テクニックいらずで上級者風メイクに。Dのこげ茶は深みがあり、彫り深メイクにも。

全体的に明るめで、ラメ感も強めなので、夏を思いっきり楽しみたい方に。Bのゴールドを使わなければ、落ち着いたブラウンメイクにも仕上がります。どちらかというと、イエベに向いたカラーです。

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Bのゴールドをしっかり塗って、夏らしく仕上げました。Dのこげ茶は濃いめ発色なので、広範囲に塗らないようにするのが、ケバくならないポイント。写真では、Dで上まぶた〜下まぶたに細ラインを引くようにし、軽く囲み目にしています。さらに、Aのホワイトを下まぶたに塗り、キラキラ感を増してみました。

大人かわいくてデートにも使いたいピンクブラウン

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優しめに仕上がるピンクブラウンです。全体的にシアーな発色。

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青みピンクで、腫れぼったくなりにくいです。大人でも使える甘すぎない配色が嬉しい。

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Aはちょっと青みのある、涼しげニュアンスなホワイト。Bのブラウンは柔らかい発色で、ラメ感も上品。メインカラーであるピンクのCは、ほんのり桜色に色づきます。Dのブラウンは若干濃いめで、ピンクカラーを引き締めるのにぴったり。

ピンクは腫れぼったくなる、かわいくなりすぎる…などと苦手意識のある方でも使いやすい色味です。優しげな印象になり、デートメイクにも。どちらかというと、ブルベの方が使いやすいかと思います。

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Cのピンクをまぶた全体に塗り、ピンクの色味を強めに出してみました。Bのブラウンでグラデーションを作り、Dでラインを引いています。下まぶたにAのホワイトを乗せると、キュートさアップ! シーンに応じて使ってみて。

透明感のある仕上がりが魅力のプラム

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最後はプラムをご紹介。

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ちょっと変わった配色ですが、透明感を引き出す優秀カラーなんです。

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B〜DのどれをメインカラーにしてもOK。

Aは、ミルキーなホワイトで、なじみが良いです。Bは少しだけコーラルが入ったようなシアーなピンク。Cのパープルはシアーな発色で、古臭い印象にならないんです。締め色のような濃さのDがプラム。ブラシでふんわり乗せるとメインカラーにもなります。

どの色を取っても、透明感メイクになるのが最大の特徴。目元や顔全体がくすんで見えがちという方は、ぜひ試してほしいです。

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Aをまぶた全体に塗り、Cのパープルを広めに重ねました。目のキワはDのプラムで引き締め、下まぶたにはBのピンクをオン。

テクニックいらずで大人の透明感メイクができる優れもの! 塗り方によってさまざまな印象になり、毎日のメイクを楽しめますよ。

高見え大人メイク、要チェック!

どのカラーも大人のメイクにぴったり。790円とは思えない上品な仕上がりです。

今楽しみたい雰囲気や、自分に合ったメイクを、お手頃に楽しめるのが嬉しいです。あなたにあった、ヘビロテ間違いなしのカラーを探してみてください。