かわむら あみり

家にいるだけで腹が立つ…「コロナ禍の夫婦不仲」を避けるコツ3つ

2021.4.25
1児のママでもあるライター・かわむらあみりがお届けするコラム【ママライフばんざい!】連載第27回は、在宅ワークが長引くご家庭も増えるなか、いつもと違うライフスタイルで衝突しがちな夫婦が円満に過ごすコツを3つご紹介します。

1. あえてビジネスライクに受け入れる 

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【ママライフばんざい!】vol. 27

自由に外出できていたこれまでの生活とは違い、長引く自粛生活において、家族それぞれの立場で、少なからずストレスが溜まってしまうという方もいるかもしれません。

なかでも、いままで会社に出勤していたけれど、在宅ワークに切り替わったご家庭の場合、慣れないライフスタイルに疲れてしまう場合もある様子。とくに、それまで家にいなかった夫が家で仕事をするようになり、それまでは自由に過ごせていた日中の時間を突然四六時中一緒に過ごすことになって、お互いにフラストレーションが高まってしまうこともあるようです。

いまの状況でよくいわれるのが「コロナ離婚」という言葉。これは、コロナ禍におけるライフスタイルの変化で、ストレスフルになった夫婦のひとつの結末でもありますが、そこまで激化することは避けたいもの。

もし衝突しがちなご家庭の場合は、自分自身も慣れないライフスタイルであると同時に、「相手も慣れないなかで負担がかかっている」ということをお互いに意識するように、一度は話し合いをしてみましょう。そこで重要なのは、つらいのは同じなのですから、最初から喧嘩腰にならないこと。

まずは相手の言い分を聞いてみる、それを解決するにはどうすればいいか案を出すなど、夫婦だけれどビジネスライクぐらいの感じで話してみましょう。どちらかに負担が偏りすぎないように、まずは受け入れる気持ちで話せるといいですね。

2. 家事を分担する 

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夫婦ともにおうち時間が長くなると、それまでは見えなかったことが良くも悪くも見えてくることがあるようです。夫が在宅ワークになった場合、よく聞くのは、お昼ご飯を用意しなくてはならなくなったということ。いまは家事をする男性も増えているものの、まだ妻が家事をする割合が多いというご家庭が多いようです。

それも、衝突しがちな理由としては、妻と夫のお昼ご飯の時間が異なる場合、妻が忙しいときでも「ごはんまだ?」などと言われるとウンザリするという場合も。確かに、会社などである程度昼食の時間が決まっているならともかく、在宅ワークだと自分のキリのいいところで休憩となるので、夫婦で時間を揃えるのが難しいこともあるでしょう。

この場合も、まずは冷静に、「家事を分担する」ことを提案してみるのが一番。例えば、日替わりで昼食担当にする、もしくはそれぞれの食べたいものをそれぞれで用意して、お互いのことは自分で完結させるなど。どちらかだけがやらなくてはいけないという状況になるのは避けましょう。

3. 待つより動いてみる 

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ひとつ屋根の下にいると、たまにはひとりになりたいときも出てくるはず。例えば仕事部屋に入ってしまえば、それ以外にはあまり出てこない夫ならいいのですが、ご家庭によっては食事も仕事も、夫婦でずっと一緒の空間にいなくてはいけないということもあるかもしれません。

そんなときに、もしストレスが溜まってしまったら、まずはお互いに良い案を探して話し合うことがおすすめですが、それもなかなか難しい場合もあるでしょう。

相手に求めても改善されないときは、ちょっと発想の転換をしてみては。例えば、もしパソコンがあれば外でもできる仕事の場合、感染対策をしっかりと行い、お店でも対策がきっちりされているファミリーレストランなどに行って日中仕事をしてみたり、公園へ行って仕事をしてみたり、思い切ってシェアオフィスを借りる提案をしたりするのも手。

まずは自分から動いてみて、「家でずっと過ごすより、たまには近場で仕事すると気分転換になったよ」など話してみましょう。そのうち夫も時には外で仕事してくれるようになると、よりリフレッシュしやすくなります。

さまざまな状況の変化によって、家庭での過ごし方も変わってくることもありますが、みなさんが健全なママライフを送れますように!

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