中花 絵里香

化粧水は洗面所に置いちゃダメ!…モチ肌になる「肌荒れケア新常識」

2021.3.23
空気が乾燥している今の時期は、肌も乾燥して敏感に傾き、少しの刺激でも肌トラブルを引き起こしてしまいがち。特にマスクをしていると、マスクとの摩擦で荒れやすい環境になっています。そんな刺激を和らげるアイデアをご紹介します。

乾燥が大敵! 保湿が重要 

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肌が敏感になってしまう大きな要因のひとつが「乾燥」と言われています。というのも、乾燥すると肌が硬くなり、肌が乾燥していない時よりも刺激を受けやすくなるからです。

肌への刺激を和らげるためには、保湿をしっかりし肌を柔らかくしておくことで、トラブルを未然に防ぐことができます。

保湿=クリームと考えてしまう方も多いかと思いますが、実はクリームを肌に浸透させるためには、その前に化粧水をしっかりと肌に行き渡らせることが大切です。

化粧水をつけた手で顔を強く叩いたり、擦ったりはせず、コットンや手で優しく押さえ込むようにつけたり、コットンパックなどで化粧水をしっかり染み込ませることがオススメです。

また、気温がまだ低い時期は、寒い洗面所ではなくリビングなど暖かいところに化粧水を置いておき、常温にしておくと肌なじみが良く浸透しやすくなります。

化粧水をしっかり染み込ませた肌は、クリームをつけた時にグングン吸収してくれるので、いつものスキンケアでもプロにケアしてもらったかのようなモチモチ肌に生まれ変わります。

マスクの内側はガーゼを忍ばせる

長時間マスクをしていると、呼吸や会話などでマスクが何度も動き、その度に肌と摩擦が起き肌を刺激してしまいます。

そのマスクとの摩擦を和らげるには、100円ショップなどでも売っている薄手のガーゼを1枚マスクの内側に忍ばせるといいでしょう。

息がしづらいという方は、ガーゼを2~3cm幅くらいの紐状にし、鼻や頬といった、マスクと肌が直接触れる部分だけに両面テープなどで貼っておくだけでもOK。摩擦による刺激を軽減できます。

摩擦が完全になくなるわけではありませんが、マスクより肌に優しいガーゼが肌を守ってくれます。

追いミストで日中も保湿を 

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スキンケアをするのは基本的には朝と夜ですが、実は日中もスキンケアが必要なほど、肌は乾燥しています。特に乾燥した外気や暖房に長時間さらされていると、肌の水分はどんどん奪われています。

そこで頼りになるのがミストタイプの化粧水です。日中でもメイクの上から保湿することで肌トラブルを予防できます。

ミスト化粧水はいつも使っている化粧水を、100円ショップなどで販売しているミストタイプの容器に少量移してもOKです。いつも使っているものなので、安心感もありますし経済的です。

メイクの上から使用できる、市販のミストタイプ化粧水は、ミストの粒子が細かくなっているので、メイク崩れや肌への浸透といった部分で優れており、メイク崩れが気になる方にはオススメです。

またミストを顔に直接吹きかけるよりも、顔の斜め上あたりに向かってプッシュし、落ちてきたミストを浴びることで、濡れすぎずメイク崩れも少なく、優しく水分補給することができます。

十分に水分補給できた後は、両手で優しくプッシングし浸透力をアップし、ティッシュで優しく押さえ、余分な水分を取り除きます。

この時ティッシュで拭き取るように、肌を擦ってしまうとメイクがよれて化粧崩れの原因となりやすいので注意してください。

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空気が乾燥していると、肌も乾燥しやすく少しの刺激でも過敏になってしまいます。長時間のマスクは思っている以上に肌を刺激していますし、季節の変わり目は肌トラブルが多くなる時期でもあります。まだトラブルがない方も、予防を兼ねてケアしてみてはいかがでしょうか。


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