濱田 文恵

NG眉毛になってるかも!…美容家が注意する「残念な眉の描き方」

2021.1.23
美容のプロに任せるキレイ作りも嬉しいけれど、自分で自分をキレイにできたときの嬉しさは格別。そこで、女の子の自分磨きを応援するためのセルフ美容法をお届けしていきます。新しい年を迎えましたが、今のところまだマスク生活は続きそうですね。そこで、新年一発目のセルフ美容は、マスクをしていてもごまかせない、眉メイクをアップデートしましょう。今回はついやりがちなNG眉メイクをご紹介します。

「眉の描き始めと言えば眉頭」はNG! 

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【濱田文恵のセルフ美容法】vol. 13

なんとなく眉の始まりだからと、眉メイクの描き始めは「眉頭から」と思っていませんか? ペンシルでもパウダーでも、一番初めの描き出しは濃くなりがちです。人間の視覚は濃い色を追ってしまうものなので、印象作りのために眉山に角度をつけたり、眉尻を下げたりしても、他人の記憶には、「あーあの眉の濃い人ね」と残ってしまうことも。

そうなっては残念すぎるので、眉頭から描き始めている方は今すぐにやめましょう。眉美人の条件は、眉頭から眉山にかけて、徐々に濃くなっていく眉。そこで眉は、眉山から描き始めましょう。

私のおすすめは、極細のアイプローペンシルで、まずは眉山の下ラインを整えてから、眉山の上の角度を決め、徐々に眉頭に向かって一本一本描いていくといいですよ。

「単一コスメのみでの眉作り」はNG! 

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眉メイクをするときに気をつけたいのがアイブローペンシルのみ、または、アイブローパウダーのみの単一コスメで眉を描くこと。ペンシルのみだと毛並み感が出しづらく、筆圧によっては線が際立ち、眉の輪郭が不自然となってしまいます。

かといって、パウダーのみだと、メリハリのないのっぺりとした残念な眉に……。眉美人を目指すなら、ペンシルとパウダーを組み合わせで描きましょう。

ペンシルで眉の形を整えたら、眉の毛と毛の隙間をパウダーで埋めていくのです。最後に少し毛量の多いブラシチップに、パウダーパレットの中で最も明るい色をたっぷり含ませたら、眉尻から眉頭に向かってサーと粉を含ませてあげると、眉のふんわり感が増しますよ。

「明るすぎる眉の色」はNG!

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眉メイクをするときの色選びは、髪の色を参考に選ぶのがいいと耳にしたことはありませんか? もちろん間違いではありません。ただしこれは、アイブローパウダーや眉マスカラの色選びをするときの目安。

眉の輪郭を決めるアイブローペンシルの色選びでは、自眉に近い暗めの色を選ぶことをおすすめします。アイブローペンシルを髪色に合わせてしまうと、黒髪の方以外は、自眉よりもペンシルの色が悪目立ちしてしまうのです。

今回ご紹介したNG眉メイク集を参考に、マスク×眉美人を目指してみてくださいね。


写真、文・濱田文恵