角 佑宇子

簡単なのに垢ぬける!…スタイリストが教える「マフラーの巻き方」

2020.12.29
真冬の必需品であるマフラー。とくに今年は厳しい寒さが続くようですし、マフラーはなおさら手放せないアイテムとなりそうですね。せっかく取り入れるなら、ただ巻くだけでなくちょっとしたテクニックを感じるアレンジをしたいもの。そこで今回は、マフラーのサイズ別オシャレなアレンジポイントをご紹介します。

小さめマフラーは「ニューヨーク巻き」

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マフラーのサイズは必ずこれと決まっているわけではありませんが、長さが180cm、幅が40cm未満のマフラーがコンパクトサイズのマフラーになります。とくに幅が30cm程度のマフラーだとあまり凝ったアレンジはせずにシンプルに巻いてちょうど良いサイズといった印象ですね。

ここでは、小ぶりながらもアレンジも楽しめるサイズを推奨しているので、長さ180cm×50cm程度のストールサイズがベストでしょうか。それでも複雑な工程のアレンジをすると苦しくなってしまうので、手軽にアレンジができて首もしっかり暖かいという巻き方が良いです。

オススメの巻き方は「ニューヨーク巻き」。名前はオシャレですが巻き方はいたってシンプルです。首にマフラーをひと巻きして、両端を胸の前で結ぶだけで完成! チェスターコートなど、スタイリッシュなアウターと相性が良いのでぜひ参考にしてみてくださいね。

大判マフラーは「スヌード巻き」

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大判サイズのマフラーは長さ200cm、幅90cmと肩にかけたらすっぽり上半身が覆われるサイズ感を指します。このくらいのサイズならアレンジの幅も広く、複雑な巻き方も充分に楽しめますね。

ボリュームがあるぶん、マフラーはあまり厚みのある素材は選ばないほうがベター。アレンジがしにくいという点とボリュームが出すぎてコーデバランスが整わない可能性があります。極薄ブランケットといった厚みを想定してアイテムを選んでいただくと良いかもしれません。

大判サイズのマフラーアレンジで簡単で可愛いオススメの巻き方は「スヌード巻き」。首元がしっかり温まるので防寒対策にも最適ですね。スヌード巻きはマフラーの両端を結んで作った輪っかの中に頭を入れるので、とにかく幅も長さもあったほうが首が窮屈にならず安心です。

このほか、最近人気の高いミラノ巻きなどもこのサイズでちょうど良いバランスが作れるはず! ぜひお試しを。

アウターや身長も考慮してアレンジを楽しむ

マフラーアレンジをよりオシャレにするには巻き方だけでなく、組み合わせるアウターやご自身の身長を考慮すると良いでしょう。高身長の方は大きめサイズを、身長が低い方は小ぶりサイズのマフラーでコンパクトに巻くのが頭身バランスが整っておすすめです。

また、アウターにボリュームがあるなら、マフラーアレンジはシンプルに。アウターが細身ならアレンジにボリュームを。メリハリを意識してオシャレにスタイリングしてみてくださいね。


イラスト、文・角佑宇子