平野 秀美

1アイテム加えるだけ!…ヨーロッパにならう「おしゃれ部屋作りのコツ」

2020.12.29
現在ヨーロッパ在住のファッションジャーナリスト、平野秀美さんのレポートです。自宅にいることが多くなった方におすすめしたい観葉植物を紹介します。あまり植物を育てるのは得意ではないという方にもいい、手入れが簡単な観葉植物を選んでみました。

Photo by vadim kaipov on Unsplash

インテリア性に優れたフィカス / Ficas

インテリア性に優れ、観葉植物の中でトップクラスの人気を誇るフィカスは、ここヨーロッパでもとっても人気。どんどん背が高く育っていきますが、そんなに邪魔にならないです。端っこのほうでゆっくりと、育ってくれます。

フィカスは、寒さにはあまり強くはないので、室内で育ててあげることをおすすめします。かなり種類があるので、写真のように深緑の葉を選ぶもよし、柄のあるものを選んだりしてもいいと思います。


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ほっといても育つ、モンステラ / Monstera

ヨーロッパではほとんどのカフェやお宅で見かけるほど、人気のモンステラ。私も複数持っています。

人気の理由のひとつは、手間がかからないこと。また冬場はほとんど水を必要とせず、1か月に1度程度水をあげるだけでいいので、植物を育てるのが苦手な方にもおすすめできます。夏場はどんどん新しい葉を出してくるので、どんどん愛着も湧いてくるんです。

手始めに、ひとつモンステラを部屋に飾ってみると、その愛おしさがわかるかもしれません。

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マネーツリーとも言われる、ピレア・ペペロミオイデス / Pilea peperomioides

ピレア・ペペロミオイデスは、一般的にはチャイニーズマネープラント、パンケーキプラント、UFOプラントとも呼ばれる、とってもかわいらしいコロンとした葉が特徴的な植物です。大きさはまちまちですが、手のひらに乗るほどの小さいものが人気。

育て方で気をつけるところは、光がたっぷり必要だけど直射日光は苦手なところ。水は葉が垂れてきたらあげればいいので、本当に植物を育てるのが苦手な方にもおすすめの、かわいい植物です。


Photo by Mike Marquez on Unsplash

大きく咲く個性的な葉が印象的な、ディフェンバキアセギン / Dieffenbachia seguine

1本茎が伸び、そこから大きな葉を広げる、ミディアムサイズの観葉植物。葉の柄が違う種類がいくつかありますが、どれも個性的できれいな柄です!

遮光の悪影響をさほど受けないことから室内における観葉植物として育てられることが多く、できるだけ日当たりのいい場所に置くのが良いと言われています。また、寒さを苦手としているので、10度を下回るようでしたら、室外から室内に移動してあげるほうがいいです。

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おしゃれに見えるサボテンもおすすめ!

サボテンも水やりは必要ですが、観葉植物のようにしょっちゅう気にしなくていいことが多いので、観葉植物が苦手な方にはサボテンもおすすめ!

サボテンにもかなり多くの種類があるので、お部屋にあったものを選ぶと、雰囲気が変わりますよね! ヨーロッパでは大きなものが人気ですが、ヨーロッパのおうちは天井が高いので、大きいものが人気なのかもしれません。日本のおうちの場合は、テーブルや棚に置けるサイズがおすすめ。


Photo by Sébastien Marchand on Unsplash

いかがでしたか。グリーンのある生活は、心もカラダもハッピーにしてくれそうなので、寒くてあまり外に出なくなるこれからの時期には、観葉植物を育てるのもいいかもしれません。


写真、文・平野秀美