ガシガシ洗える!…「お家で洗えてシワになりにくい」服の選び方
洗濯表示、何を判断すればいい?
自宅洗いができるかどうかを判断する際に、まずチェックするのが洗濯表示かと思います。しかし、洗濯表示のあの記号ってなかなか見慣れませんよね。とくに困ってしまうのがドライマーク表示。ドライクリーンングしかできないの? と思われがちですが、ドライクリーニングもOKというだけでドライクリーニングじゃないとダメというわけではないのです。
このように判断基準が難しい洗濯表示ですが、ポイントは手洗いマーク。手洗いマークにバツがついているものは、水洗いにはあまり向いていない素材ということでクリーニング対応を推奨されています。自宅洗いはまず手洗いマークにバツがついている、ついていないで判断しましょう。
洗濯機OK! シワになりにくい素材は?
個人的にオススメしている素材が「ポンチ素材」です。ポンチ素材は、簡単にいえばキレイめ感のあるジャージー素材です。カジュアルなスウェットジャージほど伸縮性はないものの、滑らかな肌触りとシワになりにくい素材から最近では、スーツなどのオフィス仕様にも多く展開されています。
特に、スカートやワイドパンツ など座りシワが気になるようなボトムスでポンチ素材を取り入れるのがオススメです。服のデザインにもよりますが、基本的に自宅洗いが可能な素材で洗濯機でガシガシ洗ってもシワになりにくいですよ。
このほか、定番どころですと「ポリエステル」「ナイロン」などもシワになりにくく、洗濯機で洗える丈夫さがあります。また、シワになりやすい素材で知られている「キュプラ」もポリエステルやナイロン、綿素材が混合されると耐久性に優れ、シワが気にならないという場合もあるので、ぜひ洗濯表示をチェックしてみてください。
シワになりやすい素材が使われているお洋服は、洗濯機のデリケートコースでお洗濯、もしくは手洗いで優しく扱うとシワが目立ちにくくなるのでご参考までに!
お洗濯前のひと手間が大切
ですが、洗濯機OKだからといって雑に放り込んでガシガシ洗ってOK! というわけでもありません。製品によってはデリケートコースでないとダメな場合もあるので取り扱い方は選択表示をしっかりチェックすることをお忘れなく。
私の場合は耐久性のある服以外は、キレイにたたんで洗濯ネットに入れ、他の洗濯物とは別に洗っています。脱水も15秒ほどと短くし、余計なシワを作らないように意識をすることでお洋服が傷みにくく長持ちできますよ。ぜひお手入れの参考になさってみてくださいね!