西田 彩花

オンライン会議の顔、大丈夫?…動画で「美人顔に映える」簡単メイク

2020.4.28
外出自粛が続くなか、会議や飲み会など、オンラインでやり取りをする機会ができた方もいらっしゃるかと思います。そこでちょっと気になるのが、動画の映り。これはメイクで解消できるんです。簡単テクをご紹介しますね。

普段メイクだと写りが悪くなってしまう理由

普段通りメイクをして動画でやり取りしてみると、自分の写りにびっくりしてしまうことがあるかもしれません。顔色が悪く見えてしまったり、なんだかのっぺりしてしまったり…。

これは、動画の特性に合っていないメイクをしている可能性があります。動画は平面に映るので、どうしても立体感がないように見えてしまいがち。

また、濃い部分のみくっきり見える傾向があるので、クマなどがきちんとカバーできていないと、普段の生活以上に目立ってしまうのです。肌のアラが濃く見えてしまうので、ちょっと元気がなさそうな写りになってしまいます。

せっかくメイクするのであれば、写りが良いほうが嬉しい方もいらっしゃるのでは。元気そうな顔を見られると、相手もホッとするかもしれませんね。

軽めメイク派さんの場合

まずは軽めにメイクする場合。

気をつけたいのは、肌のアラをしっかりとカバーする点です。動画だと普段以上に目立ってしまうので、クマやシミなどは、コンシーラーでカバーして。クマが濃くて悩んでいる方は、オレンジ系のコンシーラーを使うのがオススメ。オレンジコンシーラーでクマをカバーした後、ベージュ系コンシーラーでなじませると自然です。

また、アイブロウメイクにも注意が必要です。薄めの眉のほうが似合う方の場合は、普段メイクだと眉の主張感が強くなってしまいます。眉マスカラで色を薄めてみて。逆に濃いめ眉のほうが似合う方は、いつもより気持ち濃く眉を描くことで、骨格が際立ってキレイに見えます。

最後に、血色感。チークやリップを2、3度重ね塗りするだけで、パッと明るい印象になりますよ。

しっかりメイク派さんの場合

次に、動画でもしっかりメイクしたいという場合です。上記のメイクテクに加え、もうひと工夫してみましょう。

意識したいのは立体感。平面に映るので、普段よりも陰影をつけるようメイクすると、キレイに写りやすいです。頬の高い位置や鼻筋、顎先にハイライトを入れるだけでも違います。また、フェイスラインにシェーディングを入れると痩せ見えするのでオススメ!

アイメイクも、立体感を意識すると良いでしょう。カラフルな色合いだと、環境によっては顔色を悪く見せてしまうこともあるので、自然に陰影がつくベージュ系やブラウン系がオススメ。ラメ感のあるアイシャドウを使うと、動画でも立体感のある目もとに。さらに、下まぶたにふんわりとベージュアイシャドウを乗せるだけで、明るさをプラスできますよ。

今だからこそ、元気そうな顔が見られると、なんだか安心できるかも。普段メイクで顔色が悪く見えたり、写りが良くなかったりして悩んでいた方は、動画の特性に合わせたメイクをしてみて。オンラインでも、笑顔の輪が広がりますように。


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