西田 彩花

「何となく塗る」はNG!…崩れにくく肌美人になる「ベースメイクの基本」 #81

2020.4.5
パパッと済ませてしまいがちなベースメイク。だけど、美肌には憧れますよね。スキンケアをしっかりすることも大切ですが、ベースメイクの塗り方を工夫することでも、美肌に見せることができます。そこで、ファンデーションを塗る簡単テクをご紹介します。

やってしまいがちなNGベースメイクは?

【美容ライター直伝モテ美容&メイク】vol. 81

まずは、ついやってしまいがちなNGメイク。顔が大きく見えてしまったり、老け見えしてしまったりと、逆効果な場合もあります。

忙しいときにやりがちなのは、手にファンデを取って、顔全体にザーッと伸ばすこと。均一に塗ってしまうと、のっぺりと立体感がないように見えてしまいます。顔が大きく見えてしまうことも。

また、肌のアラをカバーしようと、その部分を重ね塗りするのもNG。厚塗りするぶん崩れやすくなり、夕方には逆に目立ってしまう…なんてことに。肌のアラが目立つと、老け見えの原因にもなります。肌のアラをカバーしたいときは、なるべく化粧下地やコンシーラーを活用して。

そして、目周りに塗るときも注意。上まぶたには薄くファンデーションを塗って。厚塗りは、アイシャドウの崩れの原因に。だけど、塗らないよりも塗ったほうが、持ちが良くなりますよ。下まぶたも、薄めに仕上げて。クマなどは、コンシーラーでカバーしましょう。

リキッドファンデーションの塗り方

みずみずしく、ツヤっと仕上がるリキッドファンデーション。まずはこちらの塗り方から。

最初に少量を手に取り、両方の目の下の三角ゾーンに薄く塗りましょう。さらに、鼻筋にもサッと塗ります。ここにあらかじめ塗っておくことで、顔の中央が明るく見え、全体の印象もアップ。立体感も出るんです。

その後、両頬、額、顎にそれぞれ少量を置き、外側に伸ばすようにして塗りましょう。小鼻に塗る際は、くるくるとらせんを描くようにしてみて。毛穴や黒ずみをカバーできます。さらに、指に残ったファンデーションを、上まぶたに薄く広げましょう。

より仕上がりを重視したい場合は、スポンジを使ってなじませます。特にカバーしたい部分を、トントンと叩き込むようにしてみて。崩れにくくなり、美肌キープ力がアップ!

最後にフェイスパウダーをふんわり乗せてくださいね。

パウダーファンデーションの塗り方

パウダータイプは、サッと簡単に仕上げやすいのですが、一歩間違うと粉っぽくなってしまいます。

パウダータイプの場合、コンシーラーは先に使用。気になるアラは、ファンデーションを塗る前にカバーしておきましょう。

ふんわりキレイに仕上げるためには、ブラシとスポンジ両方を使うのがオススメ。顔の内側からふわっとブラシで塗っていき、最後にスポンジで仕上げます。目尻や小鼻など、細かい部分をスポンジで塗りこむイメージです。

全体的にシアーになり、優しい印象ですが、デティールをきちんとしておくと、素肌がキレイかのようなメイクができるのです。

時間をかけてメイクするのも楽しいですが、忙しいときは時短したいですよね。ちょっとしたポイントを押さえておくと、簡単に美肌メイクできるのです。サッとなんとなく塗っていた方も、ぜひ意識して、憧れの美肌に近づきましょう!


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