日焼け止めは乳液後につけちゃダメ!…実は簡単「ベースメイクの基本」
スキンケアの最重要ポイントは「化粧水」
肌は水分が不足していると判断すると、油分を出し乾燥から守ろうと自己防衛してくれます。しかしこれがメイク崩れの原因や化粧水の吸収の妨げとなってしまいます。
化粧水をしっかり浸透させることで、その後に続く乳液、下地、ファンデーションといった油分がしっかり吸着し、メイク崩れの予防となります。また肌のトーンも明るくなり、より薄づきで肌ツヤのよい美しい仕上がりにすることができます。
以上のことから、メイク前にはぜひコットンマスクでたっぷり水分を肌に与えましょう。手でつける派のかたは「顔全体につける」を6回ほど行い、手に肌が吸いつくくらい化粧水をつけることが理想的です。
日焼け止めは、「使う順番」がポイント
毎日メイクしていてもUV対策は大切です。UVケアは化粧水、乳液と同じスキンケアのカテゴリーに考え、ファンデーション前に毎回することが理想的です。
ファンデーションや下地に、日焼け止め効果のある成分が入っているものは、日焼け止めを単体で塗らなくても同等の日焼け止め効果は期待できます。
日焼け止め単品をメイク前に追加する場合、つけるタイミングはとても重要です。なぜなら、日焼け止めは成分の特性上、肌を白くしてしまうからです。つけるタイミングを間違えてしまうと、肌がグレーがかってしまいベースメイクが台無しになってしまうのです。
ベストなタイミングは、「化粧水」→「乳液」→「下地」→「コントロールカラー」→ここ!「日焼け止め」→「ファンデーション」です。
日焼け止めの前にコントロールカラーを入れておくことで、くすみや色ムラを飛ばすことができるので、日焼け止めの白くなる特性が自然に肌のトーンを上げ、きれいな素肌に仕上げてくれます。
この土台があるからこそ、その後につけるファンデーションがいっそうきれいなベースメイクに仕上げることができます。
化粧下地はファンデーションと同じブランドがマスト
化粧下地は使ったほうがいいのですか? という質問を受けることがありますが、答えは「もちろん!!」です。
化粧下地は吹き出物や、毛穴といった肌表面の凹凸の差を埋め表面をフラットにしてくれます。表面がフラットになると光の反射が良くなり肌にツヤが生まれ、メイクがより自然に上手に仕上がります。また、最近はツヤ肌がトレンドでツヤが抜け感を出してくれるので、ぐっと垢抜けた顔に仕上がります。
化粧下地を選ぶ時は「ファンデーションと同じメーカー」がおすすめです。各メーカーはファンデーション、化粧下地をセットで開発しているので、化粧下地、ファンデーションの良さをより発揮させることができます。
いかがでしたか? 美しくメイクを仕上げる土台となるベースメイクは、私もメイクをする際に一番慎重に時間をかける部分でもあります。
難しいという先入観を持ちがちですが、実はポイントを抑えることで簡単にメイクの質を高めることができます。ぜひお試しください。
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