中花 絵里香

手荒れ解消テク!…手洗い後クリームを塗る前の「簡単ひと手間」でプルプル肌に!

2020.2.29
手を洗う回数が増えてくると、手が荒れることも。手荒れは、乾燥が進むにつれ肌が硬くなってしまうだけではなく、アカギレや乾燥性湿疹など、放っておくとどんどん悪化してしまいます。しかも、知らず知らずのうちに悪化させてしまっていることもあります。

素手でお湯はNGだった!? 

寒い日はつい洗い物や手洗いなどでお湯を使いたくなりますよね。しかし、そのお湯を素手につける行為は、乾燥を招いてしまうんです。

洗いたての食器を思い出してもらうと、わかりやすいかと思いますが、高温ですすいだ食器は水切れがいいですよね。

それは、水に比べてお湯は、水分の蒸発が早いからなんです。そして厄介なのが、素手でお湯を触った時です。手についたお湯が蒸発する際に、自分の中にある水分も一緒に蒸発してしまうので、カッサカサになってしまいます。

お湯を素手で使う際は、なるべく早くハンドクリームなどで保湿をすることをおすすめします。

洗剤だけじゃなかった! ハンドソープも乾燥注意報!

食器洗い洗剤は、手荒れしやすいことをご存知の方も多いと思いますが、実はハンドソープも乾燥を悪化させる要因のひとつです。

食器洗い洗剤もハンドソープも殺菌作用があるため、洗浄成分を強めるほど、肌のバリア機能も失われやすくなり、手荒れを悪化させてしまう要因と考えられます。

しかし、それだけ洗浄成分がしっかりしているということなので悪いことではありません。乾燥しやすいことを頭に入れ、しっかり対策、ケアをすることで上手に付き合っていくことができます。

ローション×クリームで浸透力アップ

手の保湿=ハンドクリームと思っている方が多いと思いますが、乾燥が進むとクリームの吸収力が落ちてしまい、「なかなか浸透しない」「いつまでもヌルヌルする」といった経験はありませんか?

実はクリームの前にローションをつけると、クリームの浸透力がグッと高くなります。顔用の化粧水でも良し、ボディー用の化粧水でも良し、100円ショップなどで売っている小さめのスプレーボトルに入れて、ポーチに忍ばせ水分補給をさせてから、ハンドクリームを塗ると、見違えるほどハンドクリームが浸透していきます。

ながらスペシャルハンドケアとは?

手が荒れるから……といっても食器洗いに洗濯など家事を放棄するわけにはいきません。そこで、食器洗いなどの水仕事をしている間にできるスペシャルケアをご紹介しましょう。

まず、ローションで水分補給をします。そして、両手全体にいつもより少し多めにハンドクリームをつけ、薄手のゴム手袋をします。さらに、洗い物用のゴム手袋をはめれば、準備は完了!

あとは食器洗いのすすぎの際に、40~45度くらいのいつもより少し熱めのお湯ですすぎます。温かめのお湯と、二重のゴム手袋でしっかり蒸されるので、ハンドクリームの浸透力がグッと高くなります。乾燥が解消され、フワフワの弾力とツヤが蘇ってきます。

知らずに乾燥を悪化させているだけでなく、知らないがゆえにケアもできなかったりと、悪循環に陥りやすい手荒れ。しっかりケアしたり、簡単ながらケアで労ってあげましょう。

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