ベースにアレを仕込む!…肌に透明感が出る「簡単若見えテク」 宮廷式美養 #3
西洋的、肌が黄くすむ理由1. 肌の糖化
季節に問わず、日焼け止めを塗り、美白美容液でスキンケアを頑張っているのに、なぜか肌に透明感が出ないという方は体内に原因があるかもしれません。
一般的に肌が黄色くなっていくのは、体内で糖化が起きているからと考えることができます。糖化というのは、体内のタンパク質に過剰な糖が結びつくことによって「AGEs」という物質が作られることをいいます。このAGEsが肌を黄くすませてしまうのです。そこで、過剰な糖分を摂りすぎないようにしましょう。
東洋的、肌が黄くすむ理由2. 脾の弱り
体内にある五臓のうち「脾」の弱りが考えられます。脾と聞いても、あまりなじみのない方も多いと思いますが、脾とは体内でいうと消化器の働きをしている場所。この脾が弱まってしまうと、肌が黄くすみを起こすとされているのですね。
そのため、日頃から冷たい飲み物を飲む、夜22時を超えての飲食が当たり前、常にお腹がはち切れるまで食べるという方は脾が弱まっている可能性があります。
【宮廷式】黄くすみを防ぐ美養生1. 冷たいものを摂らない
かの有名な西太后は冷たいものが脾を傷つけると知っていたので、常に温かいものを食べられるよう、宮廷内の移動には必ず大きな釜と、今でいう料理人を連れて歩いていたそうです。そのため、黄くすみを防ぎたい方は、まず冷たいものを口に入れるのはやめましょう。
【宮廷式】黄くすみを防ぐ美養生2. 山芋を常食する
脾は、自然な甘みを持つ食材で養生することができます。例えば、山芋、キャベツ、もち米、栗、甘エビなど。特にそのなかでも山芋は、中医学では「山薬(さんやく)」と言って山の薬と呼ばれるほど栄養価が高いもの。そこで私はご飯を食べる時には、山芋を一緒に食べるようにしています。
スーパーで山芋を買ってきて擦って食べるのもいいですが、私のように毎日食べる場合は、あらかじめ小分けになっている山芋もあるので活用するといいでしょう。私のおすすめはマルコーフーズの冷凍とろろシリーズです。
常にストックしてあるのが写真奥に映っている「とろろやま芋」。もしマグロにかけるなどして、もっと粘り気が欲しいときには手前の100%山芋でできた「おろしたてやまと芋」もあるので、ぜひお近くのスーパーでチェックしてみてくださいね。
透明肌を叶えるベースメイク
美養生は日々の積み重ね。とは言え、「今すぐ黄くすみをなんとかしたい!」という方はベースメイクで透明感を仕込みましょう。ポイントは肌の黄くすみをリセットするためにいつものベースメイクの前にうす―く、ピンクのコントロールカラーを塗りましょう。
私のおすすめはコフレドールのカラースキンプライマーUVのピンク。一般的に黄くすみといえば青や紫を思い浮かべがちですが、人によっては顔色が悪く見えてしまう場合も。このコフレドールのピンクのコントロールカラーはやや紫味を帯びているので、透明感を出しつつ、ピンクで血色感も出せて一石二鳥なのです。
そのあと下地とファンデーションを塗ったら、肌なじみの良いクリームハイライトを目尻から頬のCゾーンに入れます。そうすると光が当たって透明感が出ますよ。
最後にパウダーで抑えて欲しいのですが、使うパウダーはピンク味のあるものを使いましょう。ピンク味のパウダーを重ねることでコントロールカラー同様に顔色が悪くならずに透明肌を叶えることができるのでお試しあれ。
透明感は内側からも育むもの
いかがでしたか? 肌に透明感がほしいのなら、そもそも肌の土台を作る体内を無視してはいけませんよね。ぜひとも、日頃のスキンケアに合わせて脾養生を取り入れてみてくださいね。
Information
●記事内紹介商品
とろろやま芋・おろしたてやま芋 / マルコーフーズ
https://www.maruko-f.co.jp/products/tororo_LB.html
商品のお問い合わせ用フリーダイヤル0120-58-1066
●記事内使用コスメ
コントロールカラー
カラースキンプライマーUV 05ピンク系 ¥2800(税抜・編集部調べ) / カネボウ化粧品
https://www.kanebo-cosmetics.jp/coffretdor/
ハイライト
マルチデザイニングパレット 01 モードグロウ ¥3500(税抜・編集部調べ) ※9月1日発売 数量限定品 / カネボウ化粧品
https://www.kanebo-cosmetics.jp/coffretdor/
パウダー
ルースパウダー シアーモイスト (限定品) ラベンダーピンク / ナチュラグラッセ
https://www.naturaglace.jp/products/detail/135
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