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かわむら あみり

「結婚なんて考えたことがなかった」彼氏が彼女と結婚した理由

2019.6.27
婚活で約1000人の男性と出会い、年下夫を射止めたライター・かわむらあみりが、現在幸せな既婚男性はそもそも「どのような理由で結婚を決めたのか」。その真実をインタビューしてお届けするコラム【彼女を妻にした理由】を新しくスタートします。女性側は、男性側がどのようなきっかけで「結婚しよう」と思うのか、男性心理が気になりますよね。この連載では、毎回、さまざまな年代・職業の既婚男性に、「彼女を妻にした結婚物語」を語っていただきます。初回は、編集者のAさんにお話をうかがいました。

29歳で起こった運命的な出来事 

【彼女を妻にした理由】vol.1

連載第1回目に登場するのは、出版社勤務のAさん(45)です。Aさんと妻のB美さんは、以前お勤めだった出版社の同僚。私も在籍していた雑誌編集部の仲間でした。Aさんが29歳、B美さんが24歳のときに交際がスタート。ふたりが交際することになったきっかけはなんだったのでしょうか。

「妻の猛烈なプッシュでした(笑)。まわりの友人たちが『29歳で何か運命的なことが起きた』と話していて、私にとっての『運命的な何か』は、妻との交際だと思いました」

そう話すAさんは、B美さんの「積極的なところ」に惹かれたそうで、自分のことを「いいかげんで問題からすぐ逃げるタイプ」と言い、B美さんのことは「几帳面で問題に対して真っ向から取り組む女性」と分析しています。

一見、正反対のように思える性格だからこそ、お互いにないものを補い合うことができて、魅了されてしまうのですね。そして、ふたりの交際は、5年にもおよびました。

『結婚 or 別れる』の二択を突きつけられる

Aさんが29歳のとき、24歳のB美さんからの積極的なアプローチで交際。つきあっている間の5年間は、結婚については「意識していなかった」とのこと。では、どんなきっかけで、結婚を決めたのでしょうか。

「脅されました(笑)。妻は20代で結婚したいという願望があり、妻が29歳のときに『結婚 or 別れる』の二択を突きつけられました(!)。結婚のことなど考えたこともなかったので、生活や将来のことを考えると、結婚に対しては“恐怖”しかなかったです。私の性格なのか、経験したことがないこと、未知なることへの挑戦に対し、いつも消極的でして……」

慎重派のAさんに対して、なんとも頼もしいB美さんです! とはいえ、今でこそ“妻”ですが、当時は“彼女”という立場。女性にとっての「5年」は長いですから、結婚するか別れるか、煮え切らない男性に女性の方から話を切り出すのは、なかなか勇気のいることだと思います。

「結婚への決意を固めるには、相当の勇気が必要でした」と語るAさん。では、それまで考えなかった結婚という決断に至るには、どういった心境の変化があったのでしょうか。

「二択を突きつけられて結婚について真剣に考え、ふたりのことを振り返ったら、自分の悪いところをきちんと悪いと指摘してくれる妻に対し、大きな『信頼感』を持っていることに気づきました。

例えば恋人同士だと『嫌われたくない』『相手を傷つけたくないから』という心理が働いて、相手の悪い部分はストレートに指摘できないのではないでしょうか。血のつながっている家族以外の“他人”の場合、良いことも悪いことも素直に話し合える関係は、お互いの信頼関係がないと難しい。ですが、強い信頼関係を妻と築けていたことが、結婚への決断を後押ししました」

揺るぎないお互いの信頼関係が、結婚の決め手となったのですね。だからこそ「覚悟を決めたら、『結婚』というゴールに向かっていくしかないと、腹をくくりました」と語るAさん。ところが、結婚へと動いてからも、ふたりの間にトラブルが起こります。

結婚前に破談になりかける 

「何度かケンカして、あやうく破談になりかけました。なんとか結婚まで辿りつけたのは、ケンカしたのが結納のあとだったことが大きかったです。結納のあとだと、もはやふたりだけの問題ではなく、両家の家族の問題。『所帯を持つということはこういうことなんだ』と、初めて実感した瞬間でしたね」

なんと破談になりかけるほどのケンカをしたものの、そのことでかえって所帯を持つ責任を感じたようです。そして今回、結婚物語を語るにあたり、夫婦で当時を振り返ったところ、衝撃の事実も判明しました。

「妻が『結婚 or 別れる』の二択を突きつけたときは、別れるつもりだったようです。私がOKを出したことに驚いたと言っていました」と、当時のB美さんの心境がいまになって、わかりました。

そのくらいの並々ならぬ決意のもとで行動に出た、B美さんの勇気。いまこれを読んでいるみなさんの中にも、恋人がいて、結婚のことを彼氏から言ってきてくれない場合、どのように切り込んでいくのか悩んでいる女性には、参考になる部分があるかもしれません。

「もし、あのときに私がOKしなかったら、おそらく今も独身だったと思います。私が偉そうに言うのもなんですが、結婚の見極めは早いほうがいいのではないでしょうか」

こうしてAさんは、積極的にきてくれたB美さんと、家族になりました。

家族3人で笑って過ごせることが理想 

現在、結婚12年目を迎え、5歳の娘さんがいるAさん家族。「日曜日はきまって、子どもとふたりで、買い物とゲームセンターにある『アイカツフレンズ!』のカードゲームをしています」と語るAさんの子煩悩さがうかがえます。B美さんに対しては、いまどのように思っているのでしょうか。

「妻が『人生のリスクヘッジ』をしてくれることで、ダメージが最小限におさえられる場面がいくつかありました」と語るAさん。

さらに、「育ってきた環境はそれぞれ違いますし、つきあっているとき、どんなに相性がよかったとしても、一緒に暮らすと必ず衝突は起きます。

ケンカになったとき、妻は『あそこの家の旦那さんはこうだよ』と、私と比べて批判することがほとんどありません。他人の家は良く見えますが、“ほかの家族とくらべない”ということは、一緒に暮らすうえで意外に大事なことではないでしょうか」と、B美さんの心がけに救われていることを教えてくれました。

最後に、今後、B美さんと築いていきたい「家族像」をたずねたところ、「いまはとにかく子どもが中心。妻と築いていくというよりも、3人で笑って過ごしていくことが、理想の『家族像』です」と話すAさん。

温和な表情からは、充実した毎日がうかがえました。Aさん、これからも家族3人、幸せにお過ごしくださいね♪ 

「彼氏が彼女を妻にする理由」、これからも男性心理をご紹介するために、定期的にこのコラム連載をお届けします。恋するすべての女性が、幸せになることを願っています!

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