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冬は特に足りてない…!? ビタミンCを効率よく摂り入れる方法 ちょこっと美容マメ知識 #33

2018.12.4
美容・健康に関する資格を8個保有するライター&コラムニストharakoが、日々の生活で気軽に取り入れることができる美容情報をご紹介する連載です。第33回目は、ビタミンCについて。国際アンチエイジング栄養コンサルタントの視点から、ビタミンCの性質と、効率よい摂取方法についてお話します。

ビタミンCを豊富に摂るために、性質を理解しよう

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【ちょこっと美容マメ知識】vol. 33

「美肌には、ビタミンCが良い」のは、みなさんご存知のことでしょう。野菜や果物にたくさん含まれているビタミンCは、シミやソバカスなどの原因になるメラニン色素の生成を抑えてくれたり、お肌の弾力を保つコラーゲンを作ってくれたりと優秀な栄養素のひとつです。

しかし、ビタミンCはとても繊細なので、性質を理解してあげることが大切です。そこで今回は、ビタミンCを摂取する時の注意点3つをご紹介します。

調理の注意1. 長時間の加熱で水に溶けてしまう

ブロッコリーやカリフラワー、キャベツ、白菜などの野菜には、ビタミンCが豊富に含まれています。美容のためにも日頃から意識的に食べている方も多いのではないでしょうか。

しかし、ビタミンCは、水に溶けやすい水溶性ビタミンなので、「茹でる」とお湯と一緒にビタミンが溶け出してしまう可能性があります。

アク抜きをしっかりしたいならば煮るのも良いですが、食材のビタミンをなるべく残したい場合には、炒めたり蒸したりするほうがビタミンCを豊富なまま食べられると思いますよ。

Point☆ちょこっと美容マメ知識
目的別に、調理方法を変えてみよう!

食後の注意2. 食べてもすぐに体の外へ流れてしまう

ビタミンには、大きくわけて2つのグループがあります。

1. 水に溶けにくい脂溶性ビタミン

ビタミンA、E、D、K

2. 水に溶けやすい水溶性ビタミン

ビタミンB群、C

ビタミンの種類によって、水に溶けやすい・溶けにくいがわかれます。水に溶けにくい脂溶性ビタミンは、その日に体が消費しきれなかったビタミンを翌日繰越し……なんてことができてしまいます(笑)。なんとも便利ですね。

いっぽう、水に溶けやすい水溶性ビタミンは、一度にたくさん取り入れても次の日に持ち越すどころか2〜3時間程度で外へ流れてしまいます。つまり、こまめに取り入れる意識が大切で、一度に多量を摂取するより、回数をわけて少しずつ食べたほうが効率的なのです。

Point☆ちょこっと美容マメ知識
ビタミンCは、回数をわけたほうが◎!

日頃の注意3. 気温が低いと減ってしまう

最後は、ビタミンCは、一般的に寒い季節に消耗が早くなると言われています。

成人女性ならば、一日100mgを目安に摂るのが良いですが、冬は多めにビタミンCを摂らないと追いつきません。特に、緑黄色野菜にビタミンCが豊富なので、野菜をたっぷりといただけて煮汁もそのまま飲める「お鍋」は、簡単に作ることができて栄養も満点。年末年始に良いですね。

Point☆ちょこっと美容マメ知識
季節でもビタミンCが左右される!

同じ野菜や果物でも、食べるタイミングや調理方法でビタミンCの量が減ってしまうかも? ぜひ、3つのポイントを意識してツヤツヤなお肌をキープしましょう♪


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