角 佑宇子

うわ、ゴツい…かわいいのに実は男が冷める「NGモテニット」3選 | デキるOLマナー&コーデ術 ♯130

2018.11.11
冬といえば、どんな女性も愛らしく見せてくれる、『ふんわり』『もこもこ』なニットが手放せなる時期。ですが、ニットなら何を着ても問題ないと油断をしてはいませんか? ニットアイテムのなかには、美しく華奢な女性を、ゴツくたくましい姿に変えてしまう悪魔のようなヤツがいるんです……!今回は、かわいいデザインでも失敗しやすいニットの特徴的なデザインをご紹介します。

毛足が短いシャギー・フェザーニットは危険

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【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 130

モテニット代表のシャギーニットやフェザーニット。見た目からして柔らかそうで、ふわふわで、こんなフェミニンニットに身を包めば、私も「3割増しくらいに愛らしく見えるんじゃありませんの!?」と、期待をしてしまうところですが、こうしたニットは毛足が短いことで、通常ニットより一回り大きいボリューム感を生み出します。

しかも、柔らかい素材でニットの生地が自立していないせいか、体のラインを拾いつつ大きく見せてしまうという最大のデメリットが……! とくに肩幅がある方、バストが大きい方は普段着用している服よりワンサイズ大きいものを選ぶようにしましょう。服と肌に、適度な緩みと空気感が生まれればボリュームのあるニットでも、ゆったりキレイに着こなせます。

伸びにくい硬めのニットも着こなしに注意

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ニットアイテムのなかにはストレッチが効きにくい商品があります。とくに太めの糸で編まれたハイゲージニット(編み目の細かいニット)は生地が硬くなりやすく、着用した際にボディに余計な密着感を感じさせるので気をつけてください。ニットの伸縮性が悪いと、厚めのボディスーツを着ているような見た目になって、着太りの原因になるので要注意です。

編み目が細かくギュッと詰まったハイゲージニットのアイテムを取り入れる場合はその伸縮性にも注目して、必ずお店で試着を忘れないようにしましょう。

幅広い裾リブのニット

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ニットアイテムのなかには、裾にリブデザインが施されたアイテムも各アパレルショップで多く展開されています。リブデザインは本来、袖・裾・襟まわりのヨレを防止するために作られたもの。数センチ程度の幅でリブが入っていたり、全体的にリブ編みで作られたニットはスタイルを美しくさせてくれる効果があります。

しかし、裾にだけ幅広いリブが入っていると、ウエストから急にボディラインにフィットしたシルエットになり、反対に胸上から肩周りにかけてニットのボリュームが集中するので、上半身だけがイカツイ印象になりやすいです。ボトムはハイウエストのボリュームスカートやワイドパンツにするなどして、上半身だけにボリュームが出すぎないようコーディネイトのバランスを整えましょう。

鉄板ニットは、薄手素材かつ滑らかなニット

肩幅やバストラインを拾いすぎず、どんな方でも比較的合わせやすい鉄板ニットは、細い糸で編みこまれた薄手素材の滑らかニットです。触った時に、「サラッ」や「しっとり」とした印象を与えるものは、品の良さと高級感が与えるので、一着はそうしたニットを手に入れると良いでしょう。

程よい太さのある糸で編みこまれた、ざっくりニットがほしい場合は、毛羽立ちのあるものや、裾に幅広いリブが入っているもの、伸縮性があまりないものを避けて選ばれると良さそうです。ぜひ、NGポイントを踏まえたうえでお気に入りの冬ニットをGETしてくださいね!