角 佑宇子

職場、寒くない…? 夏疲れの原因になる「冷え対策ファッション」 | デキるOLマナー&コーデ術 ♯111

2018.8.24
そろそろ夏の疲れが溜まる今の時期。体の冷えからくる体調不良には気をつけたいところですよね。とくに今年の夏は気温の変化も激しく、室内外の体温調節が難しいため風邪をひきやすくなっています。長時間の外出のみならず、室内での過ごし方にも注意しましょう。そこで今回は、室内冷えを起こさないための寒さ対策ファッションをご紹介いたします。

スカートは冷えのもと。ジョーゼットのワイドパンツを

室内冷え1

【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 111

スカートは足さばきも良いので、暑い日の屋外ではムレにくく過ごしやすいですが、室内だと一転してひんやりとした冷気を取り込んでしまい、冷えやすいので要注意です。室内に長時間いるオフィスワークの方や外出の少ない日はできるだけパンツスタイルで余計な冷えを取り込まないように工夫しましょう。

とはいえ、パンツも汗を吸いにくいものや長時間座るのに向いていない素材もあります。オススメはジョーゼット素材のワイドパンツ。サラリとした質感の素材な上に座っていてもシワになりにくのがポイントです。黒やネイビーのシックな色合いであれば、秋冬でも使えるオールシーズン向けになるのでぜひお持ちでない方はチェックしてみてくださいね。

室内ではスリッパ&冷えとり靴下に履き替え

室内冷え2

クーラーの効いた室内でヒールパンプスを履き続けると血行不良を起こし、むくみやすくなります。許される環境であれば、パンプスをスリッパやローヒールに履きかえてなるべく体が締めつけられる環境をなくしましょう。また長時間室内で作業するという場合は多少不格好でも、冷えとり靴下で足元を温めておくと寒さが軽減されますのでオススメです。

足もとへのケアはもちろん、インナーも締めつけの強い補正下着などは控えてリラックス重視のワイヤレスブラを着用するなどしてできる対策をしましょう。

透け感のあるボリュームストールで首回りをガード

室内冷え3

寒さを感じやすい場所は、首・足周りです。足もとを温めるのはもちろんのこと、首回りにも寒さ対策をしておくと、より冷えを感じにくく比較的快適に過ごせるのではないでしょうか。そこでオススメしているのが、夏物の薄手素材のボリュームストール。

透け感のないストールは、通気性が期待できないので逆に暑く感じてしまうかも。なので、ボリュームがたっぷりのガーゼのような透け感のあるストールが適度な温度感で作業に集中しやすいはず。

とはいえ、夏ももう終わり。最適なストールがお手もとにない場合はオールシーズン向けのストールでOKです。暑くなりすぎないように首にぐるっと巻くのではなく、ショール風に肩かけして適度に体を温めてくださいね。

暑さの残る秋口に向けていっそうの対策を

今年はとくに、屋外と室内の温度差でみなさんの体もかなり疲れてしまっていることと思います。夏の疲れが一気に出やすいのがこの季節の変わり目。決して無理をせずに本格的な体調不良を訴える前にできる予防を今から取り入れておきましょう。