角 佑宇子

迷ったらネイビー…!? おばさん顔にならない「アラフォー女性の服の色」|デキるOLマナー&コーデ術 ♯66

2018.1.19
年齢とともに変化する肌の質感や色み。20代になりたての頃に比べて素肌に衰えがあるのは仕方のないこととしても、あからさまに老けてみられるのは避けたいところです。そこで今回は、アラフォー女性に対応する、老けを感じさせないカラーコーディネートをご紹介します。

ブラウン・ベージュを味方に

カラー1

【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 66

茶色の服って若い頃だと一気に老けた雰囲気になって、相性悪いと感じたことはありませんか? その記憶が強くて30代後半でもブラウンやベージュアイテムは苦手……という方も実は少なくないようです。しかし年齢を重ねると肌はくすみが出てきて服が異様に派手な色であったり、明るすぎると肌と服にギャップが生まれ “若作り感” が生まれます。何でも明るく華やかにすれば良いということではなく、現在の肌トーンに合った色を意識的に選ぶことが大切。

普段、使用しているファンデーションがオークル系の方はイエローベースの可能性が高いので、ブラウンやベージュ系との相性も良いです。キャメルブラウンや、ライトベージュだとトーンも明るく肌なじみみが良いのでオススメ。ファンデーションがピンク系のブルーベースの方は反対にトープカラーと言われるグレーとブラウンが混じった色合いがオススメ。

モノトーンは冴える色モノで老け防止

カラー2

40代の女性が安パイとしてよく活用する、白・黒・グレーのモノトーンは確かに洗練された印象もあり、幅広い年代に使われる色として使いやすいです。しかし、色があまりにも無さすぎるコーデは洗練されているどころか、生気がない印象になってしまうので要注意です。

モノトーンやグレーを基調としたコーデは、その色だけでまとめずに差し色を必ず入れましょう。差し色は基本的にどのような色でも良いのですが、冴えるような明るいもののほうが、鮮やかでキレイです。ブラックのトップスにビビッドピンクのスカートや、グレーのワンピースにレモンイエローのバッグなど……。ベースとなるモノトーンコーデにワンポイントだけ色を足すことで老けた印象がなくなります。

迷ったらネイビーをモノにする

カラー3

コーデが難しい、いまいちわからない…という方の最終手段としてオススメしているのが “ネイビー” です。ネイビーは深みのある色ながらも、黒やグレーのような重たさはなく高級感を与えることができます。

上品で品格のある女性を演出するにふさわしい色としてオススメしていますが、40代女性にとってもネイビーは老けを感じさせない外せないマストカラーなのです。何色を取り入れるのが正解か、試着してもイメージがわからないという方は、「ネイビーとホワイト」もしくは「ネイビーとキャメル」の組み合わせでコーデを完結させて。アクセサリーはゴールド系だと柔らかく、プラチナ系だとスマートになります。

たくさんの色を試して自分に似合うものを見つけて

変化していく自分の姿をときどき見直して、似合う服や色、メイクをアップデートしていくのは決して簡単なことではありません。パーソナルカラーを知ってもその色に似合う服を的確に選ぶのも技術が必要ですよね。なので、理論をつめこみすぎることなく、基本を押さえたらあとはお店でたくさん試着してみることをオススメします。

普段着る色も、着ない色も、似合う似合わない関係なく試着を試すと、ある時ふと自分に似合う色が何かをわかってくるようになっていきますので、ぜひ色々と試してみてくださいね。