ラブリ「彼と過ごす幸せな瞬間に××が生まれました」
恋する気持ちから作品が生まれた
ラブリさんは今回の展覧会で、3枚の写真と5点のポエムを発表しています。フィルムカメラで撮影した目やこめかみなど自分の体のパーツを巨大な布にプリント。天井から吊(つる)された作品は圧巻です。
ラブリさん 朝のまどろみや、少し輪郭がぼやけているような雰囲気を出したくて、あえて抽象的な写真にしました。揺れる感じがカーテンみたいでかわいいと思って、あえて布にプリントしたんです。私の見た風景だけど誰にとってもなじみのある風景……そんなイメージで作りました。
額装されたポエムには、ラブリさんの体験談をもとにした瑞々しい一篇も。それがこちら。
「私がおはようっていう前に あなたがおはようって言って それが私の大好き」。
ラブリさん これは大切な人と過ごしていて「幸せだな」と思った一瞬を表現したものです。普段は思い付いた言葉をパッと書くことが多いですが、「朝」という縛りがありつつ、皆さんと共有できるような内容にしたかったので書き上げるまでにはけっこう時間がかかりましたね。ベースになったのは私自身の体験ですが、ポエムを読んでくださった方の言葉になったら嬉しいです。
おいしい朝食を食べるのが大好き!
展覧会のタイトルでもある「one fine day」に絡めて、ラブリさんにとっての理想の朝の過ごし方を聞いてみました。
ラブリさん 10代後半くらいから、おいしいモーニングを探して食べ歩くようになりました。ゆっくり朝食を食べるのが何よりの幸せ。だから早起きするのもまったく苦になりません。目覚ましを止める前に起きて、「スクランブルエッグにしようかな? 目玉焼きにしようかな?」と考えたり、ゆっくりフルーツを味わったり……。そういう贅沢な時間を過ごすのが大好き。もちろん映画を観たり、お酒を飲んだりする夜遊びも楽しいけれど、優雅な気分に浸れる朝は特別な時間ですね。
パーソナルな部分だから大切にしたい
展覧会の会場にはカラフルなランジェリーが展示されているスペースもあります。ラブリさんのランジェリー選びのこだわりを聞いてみました。
ラブリさん ランジェリーは誰にも見られないパーソナルな部分だからこそ、大切にしたいと思っています。たとえば定期的に新しいランジェリーに替えたり、お気に入りのショップに買いに行ったり。直接、肌に触れるものだから身に着けていて心地よいもの、ノンワイヤーなど締め付けの少ないものを選ぶようにしています。皆さんにも、この展覧会のテーマである「花を選ぶように」楽しく下着選びをしてほしいですね。
ラブリさんの話がもっと聞きたい! という方に吉報です。11月11日(土)17:00~18:00、ラブリさんとフラワーアーティスト篠崎恵美さんによるトークセッションが開催されます(当日の11:00より会場にて整理券配布)。ラブリさんがずっと憧れてきたという篠崎さんとの貴重な生トークを、どうぞお楽しみに!
Information
■「one fine day〜素敵な下着からはじまる私の一日〜」
日程:11月7〜12日
時間:11:00〜20:00
場所:スパイラルガーデン
住所:東京都港区南青山5-6-23 スパイラル1階
入場料:無料
参加アーティスト:KUNIKA(スイーツアーティスト)、篠崎恵美(フラワーアーティスト)、多田明日香(アーティスト)、maegamimami(イラストレーター)、Loveli(モデル、アーティスト)