角 佑宇子

【××の関係にしよ!】男が前向きに結婚を考えはじめる女性のセリフ ♯57

2017.10.29
お付き合いが長く続くと、そろそろ考え始めるのが “結婚”。良い大人同士ならば、「結婚はいつにしようか?」なんて、さりげなく話題が出てきても良いところだけど…。そう簡単に話がトントン拍子に進むほど、人生イージーモ―ドとはいかないのが現実ってヤツ! 彼の口から「結婚」の2文字が聞けない時はこっちから聞きだしても良い? それってどのタイミングで言うべき? 今回は、彼に結婚を切り出すタイミングについてご紹介いたします。

「今じゃない…」と彼は逃げ腰。なら、どうする?

結婚タイミング1

【リアルな夫婦生活】vol. 57

アラサーでお付き合いが2年以上続いているカップルなら何度かは結婚について話しあう機会があったはず。でも、そういう話題の雰囲気になると、なぜか気まずい空気になったり、かわされたり、あまつさえ「オレたちは、まだまだそういうんじゃないよね」なんて言われてしまったり……。

男性の言う「将来結婚したいのは君だけど、今じゃない」というのは、今、結婚できない「何か大きな理由」があります。その理由は、だいたいお金か仕事が原因で、結婚にかかる費用が工面できない金欠君だったり、転職や独立を考えていて女性の将来を保証する自信がない男性のどちらかであることが大きいです。

しかし、彼の「今じゃない」はあくまで彼の都合です。女性側の立場を考慮せず、自分勝手にタイミングという言葉で、彼女に自分の考えを押しつけているだけ。なので、今じゃないと言われても、「私は、お嫁さん候補にはならないのかな?」とご自身を責めることは決してしないでくださいね。

重たく思われても話すべき「二人の将来」

結婚タイミング2

いっぽうで女性にも「いつ、結婚しようか?」と言えずに、彼のプロポーズ待ちをしている方がいます。プロポーズは彼から言って欲しいという気持ちもあれば、先ほどのように彼が結婚できる状態じゃないのをわかっていて、言えないでいる…という場合もありますよね。

もっとも、その根源に「結婚を話題に出して、万が一でも断られたら辛いし、重たい女に思われたくない」という不安や恐れがあるからなのは、同じ女性として痛いほど気持ちがわかります。

実は私も、以前お付き合いした彼と結婚話ができずにいました。彼は独立したてで自分の生活費を捻出することすら難しい状況に立たされていたからです。相手は30代前半、私は20代後半と結婚適齢期。周りが結婚するなかで、自分はいつまで子供みたく甘えているんだろう、彼はいつになったら自立するんだろうと不安ばかり……。結果、私は彼を支えたいという気持ちがすっからかんになってしまい、そのまま破局しました。

「彼のために……」と、自分の気持ちを我慢する女性は、きっと多いと思います。しかし、我慢した先に待っている結果は必ずしも良いものとは限りません。ならば、ご自身の将来を大切に見据えて、話すべき時に話す勇気もやっぱり必要なのですね。

付き合う期間に期限をつけてみる

結婚のタイミング3

現在お付き合いをしている方はもちろん、これからお付き合いを考えている方にもオススメしているのが “期限つきの関係” です。20代前半の時のように、好きという気持ちだけで恋愛ができなくなっていくのがアラサーの恋。男女ともに結婚をまじめに考える年頃だからこそ、お互いにニーズが合致している者同士でお付き合いを進めていくほうが良いです。

今お付き合いしている方は、付き合い年数を考えたうえで、あとどれくらい彼と関係を続けられるかを冷静に考えてみてください。これからお付き合いを考えている方は好きな人とお付き合いする前に事前に結婚観について話し合う機会を設けておきましょう。いつまでに結婚したいとか、相手の結婚願望の有無について聞きだしておくと良いかもしれません。

個人的には3年近くつきあっても良い結果が得られない場合は、私自身の相手に対する熱が冷めてしまうので、相手に三行半を突きつけていました。3年以上の恋人関係が続くと男性は多少どこかに甘えが生じます。この子は俺を待っていてくれるだろうというムダな安心感が出てきやすいです。そうなると惰性的な関係になるので、3年目を迎えるタイミングで一度、期限付きの関係に切り替えてみるのも良いと思います。

先の見えない関係にいざ、終止符を

結婚はタイミング。しかし、そのタイミングを合わせるのは本当に難しいですよね。結婚が全てじゃないと思いつつも、お付き合いしている人となかなか関係が発展しないのは本当に苦しい期間です。しかも、そこに好きという気持ちがあればなおさら……相手に嫌われたくなくて良い子になってしまうのですよね。

彼を待っていても待たなくても、絶対に結婚できるという確証はありません。だからこそ、ご自身の思うままに、気持ちの良い選択をしてみても良いのかもしれません。何より大事なのはアナタが常に気持ちよく幸せでいられる道を選ぶこと!