西田 彩花

まぶた中央に明るいカラー!? 夏の涼しげ立体アイメイク術|流行命♡トレンド最前線! #9

2017.6.29
立体的な目もとは魅力的。簡単に陰影をつけやすい、ブラウンアイシャドウを使っているという方も多いのでは。しかし、陰影をつけようと重ね塗りしすぎると、なんだかスモーキーで秋冬な印象に…。そこで、夏らしい涼しげな立体アイの作り方をご紹介します。

重たくならない立体的なアイメイクがしたい!

【流行命♡トレンド最前線!】vol. 9

目を大きく見せるのに、立体的なアイメイクは必須。でも、目もとに陰影をつけようと頑張りすぎていませんか? アイシャドウを重ね塗りして立体感を出そうとすると、どうしても重たくなりがちです。なんだかスモーキーな印象になって、秋冬メイクみたいになった……。と、失敗してしまった方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そういった失敗がなく、立体的な目もとに見せる方法があります。使用するのはベージュ系アイシャドウとブラウン系アイシャドウ。王道の塗り方は、アイホールにベージュ系を塗って、目の際に向かって徐々に濃いブラウン系のアイシャドウを塗っていくグラデーション方法でしょう。この塗り方が、一歩間違えると重ためアイメイクになってしまうことがあるのです。そこで、この夏はちょっと変わった塗り方にチャレンジしてみませんか?いつものベージュ〜ブラウン系アイシャドウを使って、軽い印象の夏らしい立体アイになりますよ♡

ブラウン系を目尻側と目頭側の2か所に塗るのがポイント

画像①

完成形はこのような感じです。A部分にベージュを塗り、B・C部分にブラウンを塗るという方法。さらに、D部分にもベージュを塗ることで、涙袋を強調して目の縦幅もアップさせます。Aはまぶたの中央部分。ここに明るいカラーを持ってくることで、自然に目もとが立体的に見えるのです。

画像②

目を閉じるとこのような感じです。A部分が縦の楕円状になるように塗ると、丸い感じを強調できます。

画像③

上まぶたの塗り方が難しく思えるかもしれませんが、コツを覚えると意外と簡単です。この塗り方のときは、チップよりもブラシがおすすめ。

まず、①のA部分にベージュ系を塗りましょう。後ほど左右にブラウンを塗るので、ちょっと広めに塗ってもOKです。次に、②のB部分ブラウン系アイシャドウをオン。矢印の方向に向かって塗り広げていきます。C部分も同様です。目尻、目頭ともにまぶた中央に向かって塗っていくのがコツですよ。ブラウンを塗る際は、ベージュの上に色がかぶってしまっても大丈夫です。「中央部分を丸く明るくする」というのを意識しながら塗ってくださいね。最後に、ベージュをもう一度ブラシに取り、A部分に重ね塗りしましょう。このとき、ベージュとブラウンの境目をボカすようにするのがポイントです。

こなれ感もアップ!? この夏は涼しげ立体アイで決まり♡

ちょっと変わった塗り方だと感じたかもしれませんが、立体感が出ながらも軽やかな仕上がりにビックリされるかも。まさに夏にピッタリなアイメイク術なのです。

また、ベージュ系アイシャドウやブラウン系アイシャドウは無難なメイクになりがちですよね。定番カラーだからこそ、ポーチにひとつ入っているという方も多いでしょうが、いつも同じアイメイクになっていませんか? こうした塗り方をすると、ちょっとオシャレな印象にも♪ この夏は、ぜひ目力とオシャレ度をアップさせてみてください。