【いつかやって来る…】恋の刺激がなくなった夫婦はどうなる?|リアルな夫婦生活 ♯35
恋愛の刺激って本当に必要?
【リアルな夫婦生活】vol. 35
夫婦が夫婦たるゆえんは二人がその昔、愛し合っていたからでしょう。しかし、先ほどもお伝えしたように人は人との付き合いに慣れるもので、飽きるもの。毎日一緒にいたら3年どころか半年でラブラブな時期がなくなる可能性も十分にあります。
かくいう私も結婚するにあたってお互いに飽きてしまったと自覚した後、どうすれば良いのだろう…という不安を持っていました。元来、惚れっぽい・飽きっぽい私なので3年以上長く関係が続いたことがありません。そんな私が勢いで結婚をしてしまったけれど、「自分、その内に浮気するんじゃねぇかな…」など、とにかくしてもいないことを、無駄に心配していました。
そんな心配をよそに、夫は付き合い当初よりも私に対する恋心が顕著に減ってきています。「付き合い当初はあんな嬉しそうにしてたのに…。悔しい!」と愚痴を夫に吐いたところ夫は「じゃあ、逆に君は恋愛感情が減ってないっていうの?」と聞かれ、ふと冷静になり自分も相手に対して冷めた感情を持ち始めていることに気づきました。
自分のことを棚に上げて文句ばかり言っていましたが、いざ夫から問いかけられて思ったのは「ずっとドキドキし続けるって、意外と面倒くさいな」という感情。夫が私に言う褒め言葉は嬉しいですが、その都度、ドキドキしていたら心が疲れていきます。
刺激がないぐらいで夫婦は揺らがない
自分にとっても相手にとっても、家というのは “絶対的な安住の地” であるべきなのです。その安住の地である家庭で “刺激的なこと” を基準に生活していると余計にスレ違いや誤解が生まれ、逆に夫婦関係が破綻するキッカケにもなりかねません。
よく既婚者は相手に対して「恋愛としての好きはないけど、大事な人だよ」ということを話し、それを聞いた独身側は「何か、寂しくない?」と思ってしまうところですが、きっとそのひと言の中には恋愛よりも確かな深い信頼と愛情が込められているのだと思います。
夫婦は既に互いの人生の一部。心を乱すような存在ではなく、二人で安息の居場所をつくるという気持ちでいれば、刺激がなくても夫婦の絆は揺らがないのでしょう。
刺激がなくなったその時の対処法
恋愛においては刺激がなくなればそれまでですが、結婚においては刺激がなくなれば人生のパートナーとして一歩成熟した間柄になっていきます。
しかし、以前の私のように刺激的であることを優先し過ぎた考え方はパートナーとのスレ違いを起こす原因にもなります。日頃から、夫婦の在り方について話し合っておくのも仲良しで居続ける秘訣かもしれません。刺激がなくなっても、たまにお互いに対してドキドキするという夫婦も多いので、心配し過ぎなくても良さそうですね。
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