角 佑宇子

【オフィスで浮かないために!】「空気が読めない人」の特徴と解決策|デキるOLマナー&コーデ術 ♯35

2017.5.19
自分を振り返るってすごく難しい。悪気なくやっていたことが実は周りの人にとって不満に思う行為だった……なんていうこともあり得ますよね。いわゆる空気の読めない人間だなんて思われたくないけれど、絶対に違う! とも言い切れません。 そんなときは、人のふり見て我がふり直せ。周りから「う~ん……」と思われている人の特徴を分析してみました。

感情任せで行動する

【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 35

喜怒哀楽がハッキリしているのは人としての魅力はありますが、感情の起伏が激しいのは少々考えもの。小さなことですぐ起こったり、悲しいと思ったらひと目もはばからず泣いたりなど、誰に対しても普段からそういった態度を取っている方は周りから「協調性のない子」と見られている可能性も……。

ある程度のことは笑って許せる器量と、チームワークが必要とされる場面では勝手な行動はせずに周りと協力してあえて自分を抑えるということを意識すると良いかもしれません。

ストレート過ぎる物言い

ハッキリと物事を言うことは決して悪いことではありません。しかし、時に言わなくていいことまで言葉にしてしまって相手を傷つけてしまうということもよくあるものです。

思ったことを思ったままに話してしまう語気の強さが裏目に出てしまうこともあるので柔らかい伝え方というのもぜひ覚えておくと良いかもしれませんね。人は十人十色、ストレートな表現に物怖じしない人もいれば、伝え方が強過ぎて恐い、傷つくといった印象を受ける人がいるので、相手の性格に合わせて伝え方を変えてみるのはいかがでしょうか。

自分中心で会話を始める

会話の中心が常に自分でないと不満を覚えてしまうタイプの方は、大人になっても意外と多いものです。このタイプは典型的な「空気の読めない」と思われてしまうタイプの方です。自分ではそんなに自分の話ばっかりしているつもりはないし、相手の話を聞いていると思っていてもそれは本人がそう思っているだけ……という残念な結果に。

つい会話を始めると会話に集中し過ぎて周りの反応が見えなくなってしまっているなぁと思うことがあれば、ご自身がこのタイプではないか見直してみてください。また、自分中心で話しているかも? と思ったら、周りに「喋りすぎてごめんね」とひと言いれるだけで相手のアナタに対する印象が大きく変化するので、ぜひ意識してみましょう。

周りを観察しながら自分を表現してみよう

実は私自身も過去に「ストレートな発言が時々痛い」と友人に言われたことがありました。自分にとって見れば普通だったことが相手にとっては厳しく見えたりもするものですよね。そんな自分を反省し、柔らかい表現方法を学びました……。

自分の個性と思っていることが、いっぽうで他人から見たら空気の読めない行動や発言だったということはよくあるものです。かといって周りの目ばかり気にしていても仕方の無いこと。自分の個性を出す部分と周りに合わせる部分、そのバランスの兼ね合いを意識的に整えることでコミュニケーション力もぐっと高まるのではないでしょうか。