角 佑宇子

【顔色悪いのは服のせい?】簡単にわかる似合う色の選び方|デキるOLマナー&コーデ術 ♯30

2017.4.29
気に入って服を買ったは良いけれど…。 あれ、私って不健康そうに見える、なんか老けた?と感じる瞬間はありませんか?それは、もしかすると老化でもコンディションでもなく、着ている洋服がそう見せているのかもしれません。 昨今のトレンドでは、くすみカラーなども展開されて、よりたくさんの色のなかから自分に似合うものを選ばなくてはならない時代。ここで今一度、ご自身に似合う色が何なのかということについてぜひ、知識を深めてみてはいかがでしょうか。 今回は、自己診断できる似合う色の選び方についてご紹介します。

あなたどちら?似合う肌色ベースとは

【デキるOLマナー&コーデ術】vol. 30

肌の色みは大きく2種類のタイプにわかれます。ひとつはイエローベース、もうひとつはブルーベースと言われています。肌の色みが黄みがかっている、褐色系などいわゆる健康的と言われている方がイエローベースと呼ばれ、反対に肌内部にある静脈が透けるように青みがかっている or ピンクっぽさが出ているのがブルーベースと呼ばれます。

さて、ご自身の肌の色みはどちらなのでしょうか。簡単にわかりやすいチェックポイントをご用意しましたので確認してみてください。

【ブルーベースの特徴】

・蛍光灯の下だとより不健康そうに見える
・くすみ色が老けてみえる気がする
・どちらかといえば、アクセはシルバーが似合う
・オレンジ系の色が似合わない

【イエローベースの特徴】

・地毛は茶色みがかっている(真っ黒ではない)
・健康的でフレッシュな印象とよく言われる
・どちらかといえば、アクセはゴールド似合う
・モード感のある色や柄は得意じゃない(幾何学模様など)

よりチェックの多いほうがそのベースの色を持っているということになります。ここからさらに細分化されていきますが、今回はこの2種のタイプのどちらよりかを意識するところまでで大丈夫です。

ブルーベースの人が似合う色みとは

ブルーベースの方は青みがかっている色が似合います。これは赤色が似合わないということではなく、色は全てにおいて微妙に違った色みがたくさんあります。例えば、赤であってもトマトのような真っ赤な赤ではなく、そこに少し青みを足したようなワインレッドの方がブルーベースの方には似合うということ。

ピンクならば、薄い色みの桜色や、紫がかったフューシャピンクなども似合うということですね。オレンジにおいては深い色よりも黄色 or 肌色に近い薄いオレンジならOKです。

ベーシックカラーの白においても、クリーム色などの柔らかい色よりもピュアホワイトといわれる真っ白な色が似合いますよ。

イエローベースの人が似合う色とは

イエローベースの方が似合う色は、黄みがかった色を選ぶと肌なじみが良いです。先ほどの赤色の例えで言うならば、ワインレッドよりもトマトの色合いの方が似合います。ピンクもコーラルといわれる珊瑚の色や、桃色など温かみを感じる色を選ぶのが間違いありません。

またイエローベースだからといって青系の色が似合わないということはありません。青の中でも南国の海のようなエメラルドグリーンや、ターコイズブルー、ティファニーブルーが似合います。

ベーシックカラーの白は、オフホワイトなど黄みがかった色合いの白がマッチします。

色を見比べる習慣をつけよう

今回は簡単にわかりやすく似合う色についてご紹介しましたが、ここからさらに細分化されたり、また人によってはイエローベースとブルーベースの両方を持つタイプの方も存在します。

生まれながらに持っている色に加えて、年齢や季節、体調などによっても微妙に肌の色合いは変化していきますので、絶対にこっちのタイプ!と決めつけるより、色を見比べ、似合う色がどれかを追求することが何より大切です。

色の見比べについては、それこそ普段から習慣づけないと微妙な色のニュアンスをただしく理解することはできません。なので、習慣化する意味でもお花を買ったり、目についた色を調べてみたりすると良いでしょう。