志村 昌美

ファッションも仕事もデキる女を目指すなら! 働く女子が観るべき映画!

2017.4.14
いくつになっても女子の “大好物" といえば、恋愛、グルメ、そしてファッション! そこで今回は、ファッション界のアカデミー賞ともいわれている世界最大級のイベントの裏側に迫るオススメの新作映画をご紹介します。それは……。

豪華絢爛な話題のドキュメンタリー『メットガラ ドレスをまとった美術館』!

【映画、ときどき私】 vol. 86

2015年5月2日。世界中が注目する毎年恒例のイベント「メットガラ」がNYのメトロポリタン美術館で幕を開ける。レッドカーペットには、リアーナやレディ・ガガ、ジャスティン・ビーバーといったポップスターをはじめ、ジョージ・クルーニーやアン・ハサウェイなどのエンタメ界を代表するセレブたちが一同に集結していた。

そんな光り輝く饗宴を主催したのは、“ファッション界の女王” アナ・ウィンター!

本展覧会である「鏡の中の中国」を開催するため、キュレーターとともに準備に奔走すること8か月。はたして、彼らの情熱と努力が報われ、無事にイベントを成功させることはできるのか……?

伝説の一夜に誰もが酔いしれる!

書き切れないくらい多くの豪華すぎるメンバーが次々と登場する様子には、思わず歓声を上げたくなっちゃうほど。テーマに合わせた個性豊かなドレスをそれぞれが着こなして、優雅にレッドカーペットを歩く姿はまさに圧巻です。

さらに、そんな彼らに負けない華やかさで楽しませてくれるのは、何といっても展覧会や装飾の美しさ。夢のような空間で、憧れのセレブたちと時間を共有しているような気分も味わえてテンションも上がること間違いなし!

ちなみに、このパーティの席料はなんと25,000ドル(約285万円)とかなり高額。しかも入手困難といわれているほどの人気なので、映画のチケット代だけでこのゴージャスさを体感できるのはお得といえそうです。

働くアラサー女子必見の理由がここに!

そして、本作ではファッションだけでなく、働く女性の在り方にも注目してもらいたいところ。US版「VOGUE」編集長であり、メトロポリタン美術館の理事も務めるアナ・ウィンターは、『プラダを着た悪魔』のモデルとしても知られているだけに、その厳しさはとにかく有名。

とはいえ、むやみやたらに厳しいというのとは違い、あくまでも妥協せずに自分の信念を貫いているだけであり、そこからは真のキャリア女性とは何かを学ぶことができるはず。

「どうすればひとつのプロジェクトを成功へと導くことができるのか」というのは、どんな仕事でも共感できるので、いまの自分の働き方に悩んでいたり、疑問を感じたりしているなら、アナの仕事への向き合い方を参考にしてみては?

ファッションも仕事も、女子の人生には欠かせない!

この作品を観れば、芸術とファッションの感性を磨かれるだけでなく、仕事へのモチベーションもアップできるから、劇場を出るときにはすでにワンランク上の女性に一歩近づいているかも!?

目が釘付けになる予告編はこちら!

作品情報

『メットガラ ドレスをまとった美術館』
4月15日(土)より、Bunkamuraル・シネマ、ヒューマントラストシネマ有楽町、新宿シネマカリテほか全国ロードショー!
配給:アルバトロス・フィルム
©2016 MB Productions, LLC

http://metgala-movie.com/