ソウル編 海外スーパーチェック!ビール事情変化中?
さっぱりした韓国ビールに変化のきざしあり!
アンニョン! 世界のスーパーを巡るコーナー、今回は韓国ソウルで、特にビールに絞って紹介します。
大型スーパーマーケットは『LOTTEマート』や『Eマート』もありますが、この『Home plus』も同様に便利。今回行ったのは、弘大(ホンデ)入口駅のお隣、合井(ハプチョン)駅直結のメセナポリスという商業施設の地下にある『Home plusハプチョン店』です。ちなみに上階の高層マンションには、とある芸能事務所の宿舎があるという噂。練習生がちらちら買い物していたのを目撃したことがあるとか、耳にしました。
さて酒売り場、ビール売り場に直行です。
スーパーの単品売りでは500ミリリットルが主流で、それより多いものもあります。350ミリリットルほどのサイズは主にコンビニで売られているようでした。特にスーパーで目立つのは、6本やそれ以上のパック売り。BUY BIGのまとめ買いカードも準備されています。1.6リットルの大瓶もあるし、ビールを大量消費する食文化が見えるようです。ちなみに瓶のほうが明らかに種類が多かったです。
軽くビール一本、ならコンビニに行くべし。ただ種類は少ないので、選んで楽しみたいなら断然スーパーをお勧めします。
以前は韓国のビールは「カスかハイトか」でした。どちらも軽くて水のようにすっきりしていて、何にでも合うといえば合う。一説によると焼酎と混ぜることを前提に作られている、とかなんとか都市伝説。Cass FRESH(カス)、hite(ハイト)どちらもアルコールはだいたい4.5%で炭酸はきつめです。
しかし昨今、そのカスもハイトも、どんどん種類を増やしていて、どれを選んでいいかしばし迷うくらい。
一時海外のビールをたくさん輸入していた時期があったせいか、いまだに輸入ビールが棚を占領していて、その結果ビールの種類はうなぎのぼり、追いつけません。
hiteJINRO社が作っているものでいうと、たとえばこんな、マンゴー風味のMANGOLiNGOもありました。
天然マンゴー果汁入り。マンゴーの香りが強くやや甘く、カクテル的な味わい。辛い物を食べるときにいいようです。500ミリリットル、1840ウォン。
こちらは同じくhiteJINROのQUEEN’S ALE。
ブロンドタイプ。ほのかに花のような香りとコク。苦みもややあり。つまみに買ったゴーダチーズによく合いました。355ミリリットル、3310ウォン。
韓国の食品、たとえばスナックやつまみ類って、あんまり塩気がない気がします。しょっぱい文化の日本から行くと、だんだん物足りなくなってくる。そこでつまみ用におせんべいを持参しちゃったり、輸入もののチーズをつい買ってしまったりします。逆に韓国から来日した方に話を聞くと「食べ物がみんなしょっぱい!」との感想が。その違いがビールの風味にも反映してるのかもしれません。
ソウルに行く時は、ぜひビールもチェックしてみてください。ファッションも食も、どんどん流行が変わるので、だれか新情報を更新してね~!
※1ウォン=0.096円(2017年1月17日現在)
Information
Home plus合井(ハプチョン)店
(by anan編集部)