SHINeeツアー最終日、東京ドームレポート!

文・小泉咲子 — 2018.3.3
4年連続となるSHINeeのドーム公演「SHINee WORLD THE BEST 2018~FROM NOW ON~」が2月27日の東京ドームでファイナルを迎えました。京セラドームと東京ドーム各2日、計4日間で約18万人を動員したツアー最終日をレポートします。

2018年2月27日 SHINee東京ドームレポート!

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名曲も新曲も散りばめられたセットリスト

幕開けは、「Colors of the season」。美しいボーカルで「これからを歩いてゆこう」と歌い、観客の心を柔らかく包み込みます。

デビュー曲「Replay~君は僕のeverything~」をはじめ、「JULIETTE」「LUCIFER」「Sherlock」「Everybody」など、SHINeeを代表する楽曲や、「Sing Your Song」「Dazzling Girl」などの日本オリジナルシングルが散りばめられ、“日本活動の集大成” と位置付けたツアーらしいセットリスト。「君のせいで」は、新バージョンで披露。

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アンコールでは、メンバー全員でレコーディングした新曲「Every Time」をこのツアーで初披露。ジャジーなスイングにのって踊る姿は艶っぽく、アーティストとして成熟した大人の魅力が感じられる一曲です。

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今回のステージは、ムービングステージを駆使した立体的な作りが特徴。ドームという広大な空間をふたつのステージが前後、上下に動くという、大きなスケールの演出で魅せてくれました。「LUCKY STAR」や「Downtown Baby」では、テミンとミンホが気球に乗り、2階席に届く高さまで上昇! 会場は天井まで隙間なく埋まっていましたが、どこの席でも近くに感じられたのでは。その間、オンユとキーはトロッコで回り、会場を全方位的に楽しませてくれました。

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「SHINeeは5人」

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コンサートの中盤、「SHINee5人の歌声を聴いてください」とキーが切り出すと、ジョンヒョンのトリビュートパートへ。穏やかな笑みを浮かべるジョンヒョン、ドームで佇む5人……これまでの写真とジョンヒョンへの思いが綴られたメッセージがスクリーンに映し出されます。「LOVE」「君がいる世界」「Diamond Sky」を歌うメンバーの首には、黒いリボンが巻かれていました。

「Diamond Sky」では、ミンホがジョンヒョンの名前を叫び、感情を露わにする場面も。すると、他のメンバーの目からもこらえていたであろう涙がこぼれ落ちていきます。そんななか、観客席から天に向けて高く突き上げられた無数の “Diamondポーズ”。SHINeeとファンの心がひとつであることを象徴するような、美しい光景でした。

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アンコールのラスト、デビュー曲「Replay~君は僕のeverything~」の曲中では、スタンド席いっぱいに “FOREVER 5HINee” の文字が浮かび上がります。SHINeeの “S” が “5” と表現された、5人のSHINeeへのサプライズプレゼントに、感動で言葉を失うキー。ミンホは「SHINee WORLD(ファンの総称)もFOREVER!」と応えます。メッセージを目に焼き付けるようにしみじみ眺め続けるオンユ。テミンは、「(プラカードを上げ続けていると)手、痛いでしょう? 下げてもいいですよ」と冗談を言って場を和ませました。

心のこもった最後の挨拶

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そして、最後にひとりずつ、思いが語られていきます。

オンユ いつものように、今日も一緒にステージを作ってくれて、みなさんありがとうございます。僕たちとみなさんは同じことを感じて、このライブを共感できたと思います。これからもみなさんの幸せのために、僕たちは歌い、祈ります。

テミン 今まで、僕たちとみなさんで作ってきた想い出がよみがえってきてほんとに幸せでした。今日は、みなさんいろんな気持ちがたくさんあったと思いますが、悲しい思いも、楽しい思いも、絶対忘れない想い出にしてくれますか。これからはまた幕を開けて、もっと絆が固くなったSHINeeとして、そしてテミンとして歩んでいきます。見守ってください!

ミンホ 僕は、いつでもみなさんの力になれる強さがあると思っていましたが、その強さが正解ではないと気づきました。これからは、みなさんにもっと頼りながら、より近い存在になれるようにがんばります。このステージだけではなく、これからのステージも、いつでも5人で立っているという気持ちで臨みます。そして、みなさん、ひとつだけ約束してほしいです。永遠に、永遠に、ジョンヒョンさんを忘れないでほしいです。どんな言葉でも表現できないけど、大切で大好きだったと言ってあげたいです。いつも、みなさんが僕の希望です。この希望が消えないように、僕は努力をしていきます!

キー 今日ベストライブとして、デビューから10年間の思い出を、みなさんと一緒に歌いながら踊りながら思い出すことができたと思いますし、これからも活動していくSHINeeの姿も想像できたと思います。一緒に歌ってくれて踊ってくれてほんとにありがとうございます。このライブのタイトル、『FROM NOW ON』の意味と同じく、これからもがんばりたいですし見守ってくれたらうれしいです。あと今日のライブでジョンヒョンくんと一緒に歌うことができてすごくうれしかったです。皆さん、SHINeeは永遠に5人なので、ジョンくんを絶対に忘れないでください。

オンユ ほんとうにほんとうに、ありがとうございました。絶対に戻ります。

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ジョンヒョンへの想い、ファンへの感謝、これからの決意……そして「SHINeeは永遠に5人」という力強い言葉を聞いたファンは、大きな拍手でもってステージを降りるメンバーを見送ります。「Replay~君は僕のeverything~」の大合唱と止まないSHINeeコールに包まれるなか、5本のマイクスタンドがスポットライトに照らされました。真ん中は、ジョンヒョンの場所です。最後の曲は、このライブのタイトルにもなっているメンバー全員でレコーディングした新曲のバラード「From Now On」。ジョンヒョンのパートでは、そのマイクをじっと見つめるメンバーも。オンユは、歌い終えても肩を震わせてマイクスタンドを握ったまま動けません。懸命に、胸にさした赤いバラをマイクスタンドに添え、ジョンヒョンに捧げます。続くミンホ、キー、テミン。そして、静かにステージを去りました。

Information

ベストアルバム「SHINee THE BEST FROM NOW ON」4月18日リリース。メンバー全員でレコーディングした新曲「From Now On」を収録。

http://shinee.jp

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