【うまくいかない可能性大…!】「復縁NG」タイミングが知りたい

文・塚田牧夫 — 2017.2.26
「もうダメだ……」と彼氏と別れてみたものの大後悔。 そんなとき、頭によぎるのが“復縁”の二文字。でも、どうやって? 今回はカップルの復縁に関して、“NGのタイミング”をテーマに、恋愛コラムニストの箱崎キョウコさんにお話をうかがいました。

なにも変わっていないとき 

箱崎「別れたときのことを考えてみましょう。なぜ別れてしまったのか? それは、ふたりが、もう無理だったからですね。

もし、別れたときと比べて、なにかが変わったのであれば、“復縁”を考えてみてもいいかもしれません。それは気持ちでも、考え方でも構いませんが、それらは“目には見えないもの”なので、相手からすると、“なにも変わっていない”ように思える可能性もあります。いくら言葉をつくしても。

そして、感情などの変化だけでは、復縁できたとしても、また前の感情に戻ってしまうことも考えられます。こうなると、結局同じことの繰り返しですね。

ですので、できれば、住む場所とか、仕事まで変わっているくらいのほうがいいでしょう。生活環境が変わっていれば、否が応でも、人は変わりますから。

前とは違う自分になったとき、それでもまだ彼のことが好きならば、復縁を考えてみてもいいかもしれませんね。新しいあなたのことを、彼が愛するかどうかは、また別の話ですが……」

清算ができていないとき

箱崎「男女が別れるとき、よくある理由のひとつに、“どちらかの浮気”があります。浮気というのは、恐ろしいもので、甘美でどうしても本命相手への愛情よりも、盛り上がってしまうもの。しかし、その熱が冷めたとき、大後悔が訪れます。

だからといって、浮気相手との関係が、完全に清算できていないときに、“復縁”の話を持ちかけてはいけません。それでは相手も納得できないでしょう。復縁を求めるタイミングとしては、“別れる”というときではなく、“別れた”という話ができるときにしてください。

同じ理由で、相手の浮気が原因であるときも、“もう浮気相手とは別れるから”というタイミングで復縁OKしてはいけません。“別れた”という場合なら、考えてあげてもいいでしょう」

NG復縁でも、いいじゃない?

箱崎「“どうしても復縁したい!”という思いで、この記事を読んでいらっしゃる読者さんもいるかもしれませんね。NGのタイミングだと、上手くいかない可能性は高いですが、不可能というわけではありません。

一番NGなタイミングは、“復縁したい”という気持ちが、ちっともなくなってしまったときです。そうなったときに、恋は完全に終わります。

復縁と別れを繰り返す、激しい関係のカップルもいるでしょう。それでいいではないですか? 復縁したい気持ちがなくなるまで、付き合えば……。その恋はまだ終わっていないんですよ。最後は復縁なんか考えないくらい、本気で別れます。

相手が受け入れてくれず、復縁できないこともあるかもしれませんが、こっぴどくフラれることで、“復縁したい”気持ちが消え去ることもあります。

叶わぬ思いを胸にため続けることは、健全ではありませんから、自分の気持ちに正直に。“どんなタイミングがNGかな?”なんて小賢しい考えは、ふたりが一緒に過ごしてきた、大きな大きな時間に比べたら、本当にちっぽけなことでしかありませんよ。

でも、相手との関係を大事に思うからこそです……という人は、ぜひ、上記の2つを参考にしてみてくださいね」

復縁について、その“NGタイミング”をテーマに箱崎キョウコさんに教えていただきました。
1度愛した人とのお別れは、たとえ“大嫌い”になっていてもツライもの。ぜひ、参考にしてみてくださいね。


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