義母から「帰ってこないくせに」と嫌味を言われます… 夏休みの「義実家トラブルの行方」
穏やかな夏休みを過ごしていたはずが…
夏休みには毎年子どもを連れて義実家に帰省していた明子さんですが、義両親があまりにも子どもを甘やかし、遊びに連れ回すことを問題視。そこで「今年の夏は義実家に行かない」と決めて、子どもを塾の夏期講習に通わせることに。
しかし、義実家に滞在しないことを告げると義父母は激怒。夫に相談するも、夫は「放っておけば」と他人事で、明子さんと義実家との間には入りたがらなかったそうです。
「結局そのまま夏休みに入り、子どもは遊びや部活で楽しそうに過ごしていました。塾の夏期講習も休まず通っていたし、例年に比べると宿題などもコツコツ進められているようなので、親としては安心していました」
しかし一方で、義実家からは毎日のように電話がかかってきて「孫の声を聞かせろ」と言われたのだとか…。明子さんは義実家との更なるトラブルを避けるために、帰省できず申し訳ないというスタンスを貫き、できる限り子どもにつなごうとしましたが、そのうちに子ども自身が祖父母への対応を面倒くさがるようになっていったと話します。
「子どもにしてみれば、毎日のように祖父母から電話がきて、鬱陶しいなって感じだったと思います。それでも義両親は変わらず、私にチクチクと文句を言ってくるので、だんだんと私も気が滅入ってしまって」
妻のSNSを発端に事態が悪化
そんな中、息子の部活仲間の家族と一緒にキャンプへ行く予定が突発的に決まったそう。楽しい時間を過ごし、その写真を明子さんがSNSにアップしたところ、すぐに義母から電話が来ました。
「義母の剣幕は凄まじいもので、“こっちに帰ってこないくせに、遊びには行くのね”と嫌味を言われたり、“こっちにだってキャンプできる場所はあるのに、あなたは意地が悪い。次は絶対に連れて行く”と言われたり。いよいよ夫が“いい加減にしてくれ”と義母に強めに言ってくれて、その場をおさめたものの、義両親は納得がいっていない様子が続いています。
私としては、夫が出てくるのが遅かったんじゃないかと、かなり不満です。来年も夏休みは来ますから、次に帰省するまでに解決策を考えなければと頭を悩ませています」
明子さんの義実家のように、孫に会いたい一心でわがままを主張する義両親はトラブルメーカーになりがちでしょう。事態が深刻になるほど、義実家との溝も深まります。まだ問題が小さいうちに、夫が早めに介入できれば、問題を最小限に収めやすいかもしれません。
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