おとぎの国に舞い込んだような時間…パク・ウンビンの1stファンパーティをレポ!

取材、文・山本奈緒子 — 2023.6.7 — Page 1/2
『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でお馴染み、日本でも大人気のパク・ウンビンの日本公式ファンクラブが発足。その記念に2023年5月26日に行われたファンミーティングの様子をレポートします。

初めてファンの前で受賞の喜びを報告


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『ストーブリーグ』の野球を愛する熱血チーム部長、『ブラームスは好きですか?』の一途で不器用なヴァイオリン少女、『恋慕』の凛々しい男装の王子…。作品のたびに、「本当に同じ人!?」と驚くほど新たな魅力を届けてくれていたパク・ウンビン。昨年、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』でキュートな天才弁護士を演じると、その人気が遂に日本でも大爆発。日本公式ファンクラブ『BINGO』が誕生することとなった。

その記念として、5/26日(金)に東京国際フォーラムにて『1st FAN PARTY in JAPAN <EUN-BIN NOTE:HI BING>』が開催。あまりの可愛さとキラキラぶりに、終始、会場中が笑顔に包まれたイベントの模様を詳細レポート!

約5,000席の会場には、ピンクや白のペンライトを持ったファンがぎっしり。ステージには、四葉のクローバーをイメージしたかのようなハートの風船が散りばめられている。そんな可愛らしい空間に、パク・ウンビンはピンクのドレス姿で、DAY6の『Time of Our Life』を歌いながら軽やかに登場。その姿はまさにおとぎの国のお姫さま! 「とっても会いたかったですよ~、やっと声を出せるようになりましたね」と、最高の笑顔で挨拶していた。

今回は日本公式ファンクラブ設立後、初となるファンパーティ。が、実は昨年の11月にも来日し、ファンとの交流イベントを行ったばかりのウンビン。そのため感動で泣いてばかりだった前回と違い、今回は「楽しみたい」と気持ちを伝えた。ここでお祝いのケーキを贈呈。写真と見紛うようなウンビンの笑顔がデコレートされており、「ほーんとに嬉しいです♡」と満面の笑み。また、ファンクラブ名を『BINGO』とした理由についても説明。「私の名前の“ビン”と“GO”を合わせて、“ウンビンと行く”という意味でBINGOとしました」と、そこに込められた思いも伝えてくれた。


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さらに、もう一つビッグな報告が。先日韓国で行われた「百想芸術大賞」にてテレビ部門の大賞を受賞したウンビン。受賞後にファンと会うのは今イベントが初めてだそうで、「思いっきり自慢したかったんです。日本ではわからないかもしれませんが、すっごいすさまじい賞なんですよ!」と、手を挙げてぴょんぴょんと跳ねながら報告。本当に嬉しそうなその姿に、見ているこちらまで嬉しくなるほどだった。

さらに「百想芸術大賞」でのスピーチのこと、現在撮影中のドラマ『無人島のディーバ』のことなど近況を報告。「このドラマへの出演を決めた理由はこれから伝えていきます。皆さんのために選んだと言っても過言ではないので」と意味深な言葉も…。


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また今回の来日では、ずっと行ってみたいと思っていた場所に遂に行けた、とも報告。それはなんと…、「ドン・キホーテ」! 趣味であるダイヤリーのデコレーション用に、マスキングテープをいっぱい買えたと、目をキラキラさせながら語っていた。

観客席を縦横無尽に移動、会場は大騒ぎに!


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ここから、ファンとの交流タイムに。まずは「ウンビンて、どんな人?」というコーナー。会場のファンが全員立ち上がり、ウンビンに関するさまざまな二択質問に回答していく、というもの。間違えた人は座っていき、最後まで立っていた人がサイン色紙をプレゼントされる。…と、1問目の回答が出されたところで、なんと地震が! 驚いていたウンビンだったが、意外に落ち着いているファンの姿と運営スタッフが“大丈夫ですよ”と頭の上で大きく丸をしてくれたのを見て、「大丈夫なんですね。安全なんですね。よかったです」と安心したよう。すぐに地震はおさまり、ほっと一安心。

この後も、「朝型? 夜型?」、「キムパと一緒に食べるならトッポッキ? ラーメン?」、「通るなら回転ドア? 自動ドア?」などたくさんの質問が続き、「夜型です!」「もちろんラーメンです!」「回転ドアはウ・ヨンウの撮影で100回ぐらい回ったので、当分いいです…(笑)」などと回答。答えを間違えがっかりしながら座る人たちを、「皆さん、私のことご存知だと思っていたんですけど」とお茶目にからかっていた。

続いて、「ウンビンのすべてを知りたい!!」コーナーが開催。来場したファンの質問が入った箱から、ウンビンが1枚ずつ引いて答えるというものだが、何と回答は質問者の席近くへ行って行うという! そのため目の前までウンビンがやって来たファンは大号泣。ウンビンが「泣かないで~」とハグする一幕もあった。

さらに盛り上がったのは、「最近覚えた日本語は?」と質問されたとき。「ありますあります、“知らんけど”」と、まさかの回答が! でもその意味をよく知らなかったらしく、「それは、ヤバイ!」と焦った様子に、会場中が笑いに包まれた。


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その後も質問者のもとへ行くため、会場中をあちこち移動するウンビン。観客はあまりに可愛くて眩しいウンビンの姿を間近で目にし、彼女が動くたびに大きなざわめきが起きていた。こうして直接ファンと触れ合える姿を見ても、あらためてコロナ禍前の日常が戻ってきたのだとも感じさせられた。

一転、キュートなミニスカ姿で激しいダンスを披露


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この後、ウンビンはいったんステージに戻り、「とても好きな曲」という浜崎あゆみの『Voyage』を熱唱。そしてパーティーは後半に。しばしの映像タイムの後、現れたウンビンはさっきまでとは180度違うイメージ! 白シャツ×黒ネクタイに赤のミニスカートと、カッコ可愛いスタイルで登場。IVEの人気曲『LOVE DIVE』と『I AM』を激しいダンスとともに披露し、会場のファンを驚かせていた。

さらにこの後も、企画コーナーが続く。「ウンビンにできるかな 日本の名曲」コーナーでは、ウンビンが日本の曲をイヤホンで聴き、それをアカペラで歌い、会場から選ばれた3人のファンが答えるというもの。曲は米津玄師の『Lemon』や石川さゆりの『天城越え』など難しいものばかりだったが、どれも完璧に歌唱。3人のファンは全員正解し、サイン色紙とハグをプレゼントされた。

続いて「ジェスチャーゲーム」では、5人のファンがステージに登壇。そのうちの一人の女性が、ウンビンを間近に見てその可愛さに圧倒されたのか、「死にそう…」とコメント! この後ウンビンは、大工、医者、ウ・ヨンウ、象など、キュート過ぎるジェスチャーを全力で披露。会場を大いに盛り上げてくれた。

ウンビンのファンに対する優しさが伝わってきた瞬間


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さらにパーティは続く。ウンビンからのプレゼント抽選会、そしてファンからウンビンへプレゼントされた動画が公開されるシーンも。「ウンビンしか勝たん」のプラカードを掲げる動画内のファンの姿に感動したウンビンは、「ありがとうございます。あまり待たせないようまた帰ってきたいと思います」と感謝の言葉を述べた。

最後は、会場のファンと一緒に記念撮影。ここでウンビン、あるファンからもらった忘れられない手紙についての話を始めた。「気になる手紙がありました。それは『生きる意味が見出せなくてツラい。私(ウンビン)のように意味ある人生を始めてみたい』と書かれたもの。今日、その方がこの会場にいらっしゃるかわからないですが、いらっしゃると思って話しますね。これからも頑張ってほしい。私も全力で応援するので、お互い全力で楽しく生きていきましょう」と一生懸命語りかけていた。まさに、ウンビンのピュアな誠実さが伝わってくるワンシーンであった。

そしてパーティは遂に最終幕に。ウンビンは最後の曲として、あいみょんの『GOOD NIGHT BABY』をセレクト。別れを惜しむように「ほらもう君に会いたくて~♪」と熱唱し、そして「次回会うときまでお元気に。グンナイ、バイバイ!」と手を振りながら舞台の袖に消えていったのだった。

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