「やっぱり付き合えないです…」男性に聞いた「長続きできないと思う女性の特徴」

文・沙木貴咲 — 2023.6.8
良い感じになったものの交際までこぎつけなかった場合、何が原因なのでしょうか? 好意はあっても本命彼女に選ばないとき、男性は心の中でどんなことを思っているのか、本音を聞いてみました。

本能で好きと思っても理性で愛する

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「昔、一目惚れして付き合った彼女がいたけれど、付き合い始めたら価値観が合わなくてすぐに別れた。本能的に好きと思っても愛するかどうかは理性で決めている」(33歳男性・会社員)

男性は会った瞬間に恋愛対象になるかどうかを決めるといわれますが、外見はあくまできっかけで、本命視する相手はやっぱり中身で決めるのでしょう。
ちなみに、この男性は「一目惚れは結局『ヤリたいかどうか』だから信用していない」と言います。

「外見が好みというのは、恋愛対象になる・ならないを振り分けているだけ。結婚まで視野に入れるなら、僕の場合、外見は『嫌いじゃない』くらいの人がちょうど良いのだと思う」(45歳男性・既婚・会社員)

この男性は既婚ですが、目的が恋愛か結婚かで女性を見定める基準はまったく違うと言います。結婚相手として考えるなら、一緒に生活していくうえで価値観のズレがない人が良いそうです。

金銭感覚が違うとキツイ

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「ちょっとの距離もタクシーに乗りたがるとか、お金の使い方で違和感を覚えると付き合えない。結婚を考えれば、金銭感覚が違うことは『ナシ』と判断する大きな要因になる」(45歳男性・既婚・会社員)

この既婚男性いわく、「財布がひとつになった状態でおかしなことにお金を使われると苦しい。悪い影響をこうむるのは子どもだから」とのこと。
金銭感覚については、女性が男性を見極めるときも同じといえるでしょう。趣味や飲み会で散財するとか、あればあるだけ使ってしまうなど、お金の使い方に不安を覚える男性は本命視できないはずです。

遅刻は無理……時間の感覚

「時間を無駄にしたくないから、待ち合わせに毎回遅刻してくる女性は無理。かわいく謝られてもしらけてしまう」(29歳男性・飲食業)

この男性は、「デートがいつも家でダラダラするだけの彼女は続かなかった。せっかくの休日がもったいなく感じて」とも言っていました。
どんなデートをするか、休日をどう過ごすかという価値観は本気度を決めるきっかけになるようです。

ただ、以下のように、多少ルーズなほうが付き合いやすいという男性もいるので、彼の言動からどんな時間の使い方をしているかを判断すると良さそうです。

「彼女といるときくらいはのんびりしたいから、キチキチしたタイプは苦手」(33歳男性・会社員)

性的な相性が合わないとつらい

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「女性は重視しない人もいるだろうけど、男にとってカラダの相性はとても大事。性格が合ってもカラダの相性が悪いとストレスが溜まってダメになる」(33歳男性・会社員)

これは性癖が合うかどうかだけでなく、「自分がしたいときに彼女もしたいと思ってくれるか?」や「ベッドタイムにどれだけの時間をかけるのか、回数はどのくらいがちょうど良いのか?」もあるようです。
友だちとして付き合うなら性格や好みが合えば仲良くできますが、本命彼女として長く一緒にいるなら性の感覚が合うかどうかは重要になるでしょう。

お金・時間・性…どの相性がもっとも大事?

お金・時間・性の感覚が合えば本命彼女になる可能性はグンと高まりますが、ではその3つのうちで何が一番重要なのでしょうか?

「自分にとっては金銭感覚が一番大事で、それ以外は譲れるし、実際に妻の感覚に合わせている」(45歳男性・既婚・会社員)

「しっくりくる時間の使い方ができないとつらい。彼女を好きで居続けられない。お金や性はそこまで気にしていない」(29歳男性・飲食業)

「性欲が強いほうなので我慢が続いたり、セックスレスになったりすると無理」(33歳男性・会社員)

今回、意見を聞いた男性たちはきれいに意見が分かれたのですが、それはつまり「男性だからこう」という単純な決めつけはできないということです。好きな人が何を重視しているのか、よく観察して見極めることが本命彼女になる鍵になるでしょう。


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