絶対許せない…! 距離を置くと決めた「ママ友からのあり得ないひと言」

文・菜花明芽 — 2023.4.9

お付き合いするうえで「非常識だな」と思う人は少なからずいますね。それがママ友となると、子どもの手前どう対処すればいいか頭を悩ませるところです。そこで、今回は“ママ友の許すことのできない「非常識なひと言」”をご紹介します。

「こんな安っぽい物いらないんだよね」

「最近仲良くなったママ友の話です。彼女は親しい人に手作りクッキーを配っていて、私も頻繁にもらうようになりました。ただもらいっぱなしではいけないと思い、いつもお菓子を買ってお返しをしていたんですけど。

ある日、そのママ友のSNSをチェックすると私が渡したお菓子の写真と共に『こんな安っぽい物いらないんだよね』『心がこもっていないと思う』と愚痴が書いてあったのです。SNSで私の陰口を叩いていたなんて…それならそうとはっきり言ってくれたらいいのに…。

もうお付き合いしたくないと思ったものの、子ども同士が友達なのでそれも無理な話。そこで、彼女から何かもらうことを断りつつ、徐々にフェードアウトすることにしました」（亜希・仮名／33歳）

ママ友とSNSでもつながっているという人は多いのではないでしょうか。投稿の内容は人によってさまざまですが、今回のように思わぬ本音を目にすることも…。ママ友付き合いは最低限度に抑えて、あまり深入りしない方がいいでしょう。

「旦那さん最近帰り遅くない…？もしかして不仲なの？」

「私は元々人付き合いが苦手です。そのため、ママ友と挨拶は交わすものの、ほどほどの距離を保つことにしています。

ある日、近所に住むママ友が『旦那さん最近帰り遅くない…？もしかして不仲なの？』と詮索してきたのでうっとうしくて。『何も問題ないですよ』と答えると、今度は隣にいる息子に『昨日、パパ帰って来た？』『朝起きてパパがいないこともあるでしょ？』と聞いてきたのです。あたかも夫が不倫しているような口ぶりで子どもに話しかけるなんて…。

怒り心頭の私は『子どもになんてこと聞くんですか！』『いい加減にしてください』と反撃。このママ友とお付き合いする価値はないと思い、一切の交流を絶つことにしました」（緑・仮名／31歳）

平気で耳を疑うような発言をする人っていますね。それがママ友となると、子どもへの悪影響を考え交流を控えるのもひとつの手です。ママ友とは今後長いお付き合いとなるので、なるべく角が立たないやり方で対処しましょう。

「〇〇ちゃんいつもダサい服を着ているね」

「とても厄介なママ友の話です。いつも上から目線で物を言うので、正直彼女を苦手に思っています。その日も『〇〇ちゃん（うちの子）いつもダサい服を着ているね』『今度私が一緒に服を選んであげる』と言われて…。

ママ友は『アドバイスしてあげた』と言わんばかりの態度なのですが、それが失礼な発言とまでは気づいておらず。娘ももう何を話しているかわかるので、あまりマイナスな話はしてほしくないんですけど。最初は適当に対応していたものの、話し方がだんだん目に余るようになって。

私が『もう助言はいいや』と言うと、ママ友は『△△さん（私）のために言ったのに…！』と怒り出す始末。彼女に何を言っても無駄なので、話はすべて聞き流すことにしました」（奈々枝・仮名／35歳）

「あなたのためを思って」という気持ちは必ずしも相手が望むものではありませんね。そこまで考えが及ばないと「小さな親切大きなお世話」になってしまいます。相手のすべてをスルーすることで、自分の心に波風立てないようにしたいところです。

以上、“ママ友の許すことのできない「非常識なひと言」”をご紹介しました。

よくよく考えると、親しい人には思いやりのある言葉が出るはずですね。ママ友があまりにも非常識な発言をするなら、それは本当の友達とは言えないのかもしれません。自分と子どものことを第一に考え、付き合うママ友はしっかり選びましょう。