闇の部分を見た…男性が密かにドン引きした「女性の振る舞い」

文・沙木貴咲 — 2023.1.3
女性の何気ない振る舞いや良かれと思ってしていることが、実は男性に引かれていたら…? 男女の価値観に違いはあるものの、それが恋の地雷ポイントになるなら無視はできないはず。男性が密かに引いていることをしっかりチェックしておきましょう。

食事がヘルシー

男性 ドン引き 冷めた 本命 彼女 行動 振る舞い 特徴

「太りたくないとか女性ならではの事情があるのかもしれないけれど、いつもサラダしか食べない人、小食すぎる人とは仲良くなれないと思ってしまう」(38歳男性・会社員)

特に、初デートで食事に関する違和感を覚えると「この人もう無理」と思うそうで、「もし良かれと思って遠慮しているなら、気を遣わずにいっぱい食べてほしい」とのことでした。

たしかに、女性がおいしそうに食べるのを見るのが好きという男性がけっこういます。そして、男性からすれば、女性が言う「私は大食いだから」は大食いの域に入りません。男性が普通に食べる量と同じくらいか、それより少ないことが多いので食べるのが好きな女性は安心して自分のペースで食べると良さそうです。

女性同士の恋バナ

「飲み会で女性同士が話す恋バナに引いた。闇の部分を見た」(32歳男性・公務員)

職場の飲み会など、偶然聞こえてしまった女性同士の会話に戦慄する男性は少なくありません。女子会なら気兼ねなく話していいでしょうが、好きな人はもちろん、見知った男性が同席する場で本音トークは控えたほうが良さそうです。

ちなみに、この男性が引いた女子トークは、「キープと本命に取る態度の違い」と「わざとナンパに引っかかって彼の気を引く」とのことです。

丁寧で律義なコミュニケーション

男性 ドン引き 冷めた 本命 彼女 行動 振る舞い 特徴

口頭の会話やLINEが丁寧で何が悪いの? と思いますが、男性からすると「距離を感じる」そうで…。

「始めは礼儀正しくて好印象に思うけれど、いつまでも律義にされると『仲良くする気ないんだな』と冷める」(38歳男性・会社員)

シチュエーションとしては、マッチングアプリや何となくでも恋の可能性がある関係でこれをやられると引くようです。歩み寄ろうとしてタメ口を使うのに、女性が変わらず敬語を使い続けるときは早々にあきらめるんだとか。男性は礼儀正しさより親しみやすさを求めているでしょう。

「わかる~」という相槌

「何に対しても『わかる~』と言う女性はなんだか信用できない。わかっていないこともあるはずで、とりあえず言っているだけに聞こえる」(32歳男性・公務員)

好きな男性には良かれと思って共感するでしょうし、みんなと仲良くしたいと思えば周囲の考えについ同調するのかもしれません。でも、この男性いわく、「自己主張がないと、自分と噛み合う部分があるのかどうか判断できない。共感しすぎる女性は恋愛対象から外れてしまう」とのことで、それはそれで納得します。

また、「僕の話に共感するように見せかけて、『わかる~。そういえば私も』とすべて自分の話に持っていく女性に引いた」ということもあったようで。
会話をするならキャッチボールを大切に、お互いの理解が深まるおしゃべりが良いですね。

「男の人って……」発言

男性 ドン引き 冷めた 本命 彼女 行動 振る舞い 特徴

「男と女がいろいろと違うのはわかっている。でも、何でもかんでも『男の人って~じゃないですか』と選別したがる女性とはあまり話したくないなと思う」(38歳男性・会社員)

男性はこう、女性はこうと線引きしたがるタイプは偏見持ちに見られやすく、男性は付き合いづらさを感じるようです。そして、話を掘り下げたときに、「SNSでそういう投稿を見た」「有名人が言っていたから」と誰かの受け売りとわかると引いてしまうんだとか。

男性論・女性論を語るとしても、独自の見解を自分の言葉で話すのがいいかもしれません。

彼を最優先

「彼女が自分(彼)のことを最優先しすぎると気持ちが冷めてしまう。君には君の生活があるでしょ、とツッコミたくなる」(38歳男性・会社員)

この男性は、もともと同僚だった女性と付き合ったとき、彼女から愛されすぎて気持ちが冷めてしまったそうです。フランクに何でも言える関係が魅力だっただけに、「愛されていることはうれしかったけれど、俺が求めていたのはそれじゃないという違和感のほうが大きかった」とのこと。

好きな人が恋人関係に何を求めのかは、交際前に正しく把握したほうが良さそうです。

男性は見ていないようで見ている

男性は鈍感なように見えて、意外と女性の言動をしっかり分析しています。何となくでも気になるリアクションを目にしたら、何をどう感じたのか男性の本音を探るといいかもしれません。
好きな人やマッチングアプリで知り合った人はさておき、友人なら「それはやめたほうがいいよ」と教えてくれるはずです。

ただ、だからといってあなたが間違っているというわけではなく、「そういう男性もいるんだ」と頭の片隅に覚えておくことが大事。記憶に残しておけば今までより柔軟に考えられるようになり、好きな人にも臨機応変なアプローチができるでしょう。


©Kathrin Ziegler/Getty Images
©Photodjo/Getty Images
©PeopleImages/Getty Images