魅力的な年下男性にホテルに誘われて… 女医妻が初めてハマった「不倫の沼」【前編】

魅力的な年下男性にホテルに誘われて… 女医妻が初めてハマった「不倫の沼」【前編】

文・塚田牧夫 — 2022.12.7
真面目なイメージのある医師という仕事。普段どんな生活をしているのか、イメージしにくいところもありますよね。実はそんな人たちも、不倫に堕ちてしまうケースがあるようです。医師として働く美帆さん(仮名・34歳)も、かつてある男性と不倫をしてしまったそう。当時どんな状況だったのか、詳しく話を伺いました。

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学生時代から付き合っていた男性と結婚

Obstetrician and gynecologist, pregnancy

「私は29歳のときに、夫の裕司(仮名)と結婚しました。医師は大学卒業後に研修期間に入るととても忙しくなるため、学生時代に付き合っていた人と結婚するケースが多いんですね。私も同じで、裕司とは研修期間が終わったタイミングで籍を入れました。

お互いに、子どものころから勉強ばかりしていたので、恋愛経験がほとんどない状態。まったくの世間知らずでしたね。

研修期間が終了したあと、私はそのまま同じ大学病院に勤め、裕司は関連病院で働くことになりました」

雑誌の取材を受けて

「専門医として働き始めて1年ほど経ったころ、先輩の男性医師に、ある仕事を紹介されたんです。それは、雑誌の取材を受けて、医療コーナーのコメントをするというものでした。

先輩は学生時代からの知り合いで、信頼できる人でした。取材内容には女性医師のほうがふさわしいとのことで、私を推薦してくれたようです。

雑誌には写真も載せられ、それなりに反響がありました。看護師さんたちから“キレイですね”と言われたりして、ちょっと得意気にもなりましたね」

出版関係者の集まりに参加

Couple Toasting with Champagne at Party

「後日、取材担当だった編集の方から、ある会の誘いを受けました。出版関係の方が集まる交流会で、“是非みんなに紹介したい”と。

いずれ本を出版する可能性があるかもしれないとのことで、私もその会に参加させてもらったんですね。みなさん、積極的に話しかけてくれて、チヤホヤされるような場面もあり、少し気分が良くなりました。

そこで知り合ったのが、編集者の諒太さん(仮名)です。私より少し若く、編集者のなかでもやり手として知られていて、将来も有望。詳しく聞くと、帰国子女で英語も堪能だそうです。頭のキレる印象で、なんとなくオーラを感じるタイプでした」

お礼を兼ねた食事会で…

「その後、諒太さんの紹介で仕事をすることに。そのお礼ということで、食事に誘われたんですね。

イタリアンが中心のお店で、ほかにも何人かいるのかと思ったんですが、行ってみると二人きり。そこでいろんな話をしました。

諒太さんは海外に行った経験が豊富で、とにかくいろんな事情に詳しかったですね。私より若いのに、ずいぶん大人な印象を受けました。

逆に私はというと、海外には1度しか行った経験がありません。ほとんどの国の道路が右側通行を採用している、ということすら知りませんでした。

そんな世間知らずな私に対して、諒太さんが“可愛いね”と言ったんです。恋愛経験なんてほとんどない私にとって、その言葉は胸に突き刺さり、思わずポーッとしてしまいました。

そのあと、誘われるがままにホテルへ…。私は、こうして不倫に堕ちてしまったのです」


年下男性との不倫に堕ちた女性医師の結末とは… 後編に続きます



“不倫の沼にハマった女医妻の告白”をご紹介しました。

恋愛経験が乏しく、男性慣れしていなかっただけに、普段あまり関わりのないタイプに惹かれてしまったようです。どこで道を踏みはずしてしまったのか…。どんなに魅力的な相手だったとしても不倫をしたことが世間に知られたら、これまでの努力がすべて水の泡となるような事態が待ち受けているのです。

©kokouu/Kryssia Campos/gettyimages